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ドミニオン戦術解説:キャントリップ引ききり[商人]

今回は今までとは少し違う、手札が5枚から増えない引ききりデッキを紹介します。こうしたデッキでは金貨のような財宝ではなく、商人のようなキャントリップでお金を出すことで引ききりを維持することができます。

どんなデッキ?

デッキリスト

礼拝堂などで強圧縮した後に商人や市場のようなキャントリップ+1金が出るカードを大量に入れることで、引ききりを維持しつつ8金を出して属州を買っていくデッキです。

キャントリップは手札も増やさない反面、引ききりの邪魔をしないので、いくら増やしても邪魔にはなりません。そのキャントリップからお金が出せれば手札を金量の出力に割く必要がなくなるため、手札5枚でも引ききることができます。

市場が代表的なカードですが市場はコストが5と重いため商人も使っていきます。

キャントリップデッキのポイント

商人のようなキャントリップでお金を出していくデッキを作るうえで最も大事なことは余計なカードを入れないことです。今回のデッキでは手札を増やすことができないため、将来的に属州がデッキを圧迫することを考えると、余計なカードは金貨でさえ入れたくありません。

今回のサプライでいうと許容できるのは廃棄用の礼拝堂と商人でお金を出す用の銀貨のみです。金貨すら入れたくないのが手札が増えないキャントリップデッキの特徴です。

デッキを組んでみよう

まずはサプライチェックから

サプライ表示

サプライがこちらで4要素も確認します。

引ききり4要素

村がないため鍛冶屋は引ききりのドローとしてカウントできません。手札が増えないデッキであるため十分な圧縮と余分なカードを入れず、商人と市場でお金を出す意識が大事です。

■序盤:圧縮をしよう

まずは何よりも圧縮が大事なので礼拝堂を買いましょう。相方は銀貨でもいいですが、このデッキの2週目に必要な金量は3金でいいので、商人でも大丈夫です。ただしその場合は4ターン目までに銀貨を買いましょう。幸運にも2-5を引いたなら市場を買いましょう。

■中盤:商人と市場を集めよう

圧縮が進んだら今回のデッキのカギとなる商人と市場を集めましょう。商人の方がコストが安いため集めやすいですが、商人を集めるためには市場の+購入が必要です。次のターンに出る金量を計算して必要な購入の数を把握し、バランスよく市場を入れていきましょう。

■終盤:属州を買おう

充分にデッキが強くなったら属州を買いましょう。属州が3枚以上になると確定で引ききることが出来なくなってしまうので、出来れば2枚ずつ取りたいが無理は禁物です。地下貯蔵庫は手札が減ってしまうカードですが、引ききりが確定しなくなった後では属州を有効配に変えることができるため入れてもよいでしょう。


今回のポイント

・圧縮して商人や市場のようなキャントリップでお金を出して引ききろう
・手札が増えない引ききりデッキでは余計なカードを入れないことが大切。

関連リンク

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マガジン

https://note.com/urihari/m/md048fa88946d




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