見出し画像

#ドミニオン 攻略:ステロと耐久性

ステロという戦術自体は知っている人も多いと思います。強いアクション数枚と財宝で勝利点を獲得していく戦術で、シンプルながら強力な戦法になっています。

今回はそんなステロを「耐久性」という概念で見ていきたいと思います。

耐久性とは?

ここでいう耐久性とは

ロングゲームに耐えられるか

を指します。具体的に言うならば「勝利点カードをどれぐらい受け入れられるか」が重要な指標になります。例えば属州3枚買った後でも属州や公領を買っていけるデッキは耐久性が高い、属州3枚以降は公領を買うのがやっとなデッキは耐久性が低い、と言えます。

耐久性が高いデッキとは?

一般に勝利点が入ったときにデッキが劣化しにくいデッキを指します。デッキが薄いほど勝利点1枚当たりの影響は増えますし、デッキが厚ければ勝利点カードが入ってもほとんど影響を受けません。

つまりステロに限定するならば、デッキの有効配の厚さが耐久性に大きく影響しているといってよいでしょう。ここでいう有効配とは財宝やアクションカードのことを指します。具体的には名品過払いをして銀貨が多く入ったデッキは耐久性が高いですし、偽造通貨を絡めて銅貨を廃棄しているデッキは耐久性が低いといえます。

耐久性は高いほど良いのか?

これは一概にどちらがいいというわけではありません。

耐久性の高いデッキは(ステロでいえば)財宝が多く、厚いデッキなので継続して属州や公領を買うことができますが、財宝が厚いということはそのデッキの成長に手数を割いているということであり、初速が遅いことがしばしばあります。逆に圧縮がきいたデッキは耐久性はありませんが、デッキが薄い分序盤から強いカードを何度も使うことができるため、初速が早い傾向があります。

そのため、ゲームレンジに適したデッキを組むことが重要です。

なぜ、耐久性を考慮する必要があるのか?

ステロは基本的に1ターンに1回の購入しかできません。それゆえに自分で能動的にゲームを終わらせることができません。ですからゲームの進行を見つつゲーム終了タイミングを予測し、勝利点を買うタイミングを見計らう必要があります。その際に耐久性という概念は重要です。

ステロに対峙する側としても相手のデッキがどれぐらいの耐久性を持っているかを把握するとことは重要です。相手がどの程度属州を買えるのか、どのぐらいの勝利点カードを受け入れられるのか把握することでゲームの終了点を見極め、時には意図的にずらすことができます。

ステロ側であっても耐久性が低いデッキをプレイしているときにゲームレンジを後ろにずらされたなら、その分デッキを強くする必要があります。具体的には公領を買うのではなくしっかりと金貨を買って、属州を減らしに行く必要があるでしょう。

まとめ

耐久性という概念はゲームレンジを理解するうえで、助けになるでしょう。特に今自分のデッキは耐久性があるのかないのか、耐久性を上げるにはどういうカードを選択すればよいのかを把握することで、細かい勝率に影響してきます。選択の幅が狭いステロだからこそ、選択肢を慎重に検討し少しでも勝率を高めましょう。

そのための指標として参考になれば幸いです。



よろしければサポートお願いします!