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呪いはなぜ強いのか

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魔女がサプライにあると呪いが配られるようになるため、ゲーム性が大きく変わります。そのため魔女がないときと同じように考えていると、思うように属州を買うことが出来ず勝つことができません。魔女での戦い方を知る前に、魔女があるとゲームがどう変わるのかを見ていきたいと思います。

呪い撒きはなぜ強いのか?

まず呪いを撒くことがなぜ強いのかを知っておきましょう。呪いが強いのは点数が減ってしまうからでしょうか?それも強さの一つですが呪いの強さの一部でしかありません。呪い撒きの最大の強さは「使えないカードを相手のデッキに入れる」ことにあります。

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例を出して考えてみましょう。上の画像は鍛冶屋ステロの8ターン目終了時のデッキです。充分にデッキが強く、次のターンからは属州を買っていけるでしょう。

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5ターン後順調に勝利点を購入していったデッキが上の画像の通りです。13ターンで30点取れば点数的には充分でしょう。この先属州を買うのは困難ですが、これ以降は公領を買って確実に点数を稼いでいけば問題ないでしょう。

ここまでは分かる方も多いのではないでしょうか。ドミニオンをある程度やった後なら属州4枚買った後に属州を買うのは難しいことが感覚的に分かるでしょうし、5金出たときに公領を買うかという気分にもなってきます。

さてここで次のデッキを見てみましょう。

デッキリスト-3

これも鍛冶屋ステロの8ターン目終了時のデッキです。ただしサプライに魔女があり、あなた以外のプレイヤーが魔女を打ったため、あなたのデッキには呪いが5枚入ってしまいました。さてここで問題です。このデッキは属州を購入できるでしょうか?

このデッキで属州を買うのは困難です。なぜならこのデッキはデッキ2の属州公領を呪いに置き換えたものだからです。購入に関しては呪いも勝利点も出力しない点で同じなので、同じようにこのデッキも属州を買うことはできません。呪い場を理解するためには、まずこの感覚を理解する必要があります。


魔女で一番大切な事

まず魔女があるサプライで最も大切なことは自分が魔女を打つことです。魔女を打つことで相手のデッキを妨害して属州を買わせづらく事が出来ます。さらに相手に呪いを配った分、将来的に相手の魔女から受ける呪いの枚数を減らすことができます。魔女があるサプライではまず初めに魔女を買うことを目標にしましょう。


プレイ人数と呪いの撒かれ方を知ろう

ドミニオンは2~4人で遊ぶことができるゲームです。そして魔女のようなアタックカードは何人でプレイしているかによって自分の受ける被害の大きさが変わってきます。

仮に全員が魔女を1枚づつ買ったとしましょう。2人戦ではデッキ1週で自分が受ける呪いの枚数は1枚です。一方4人戦では他3人が魔女を打つため、デッキが1周する間に3枚の呪いを受けます。2人戦と比べると3倍の速度でデッキ内の呪いが増えてしまいます。このようにプレイ人数が多いほどデッキ内の呪いが早く増えていくため、魔女の影響力が強くなります

また、最終的に受ける呪いの枚数も異なります。自分が受ける呪いの枚数は呪いが枯れるまでに魔女をプレイした分だけ減りますが、プレイ人数が増えるほど沢山魔女が打たれるため、受ける呪いの枚数も多くなります。

参考:プレイ人数と受ける呪い(全員が魔女をプレイし場合)
2人戦 5枚
3人戦 6~7枚
4人戦 7~8枚


呪いに対抗しよう

相手が魔女を打つとデッキに呪いが入ってしまいます。こうなると属州を買うのは容易ではありません。ではどう対処したらいいのでしょうか?大きく分けて3つの対策法があります。

■さらにデッキを強くする

銀貨金貨を入れてデッキを強くして属州を狙っていく方法です。自分のデッキに入っている呪いの枚数が少ないときに有効です。逆に自分のデッキに多く入ってしまうと、銀貨金貨を買ってもデッキがあまり強くならず、あまり有効ではありません。

2人戦では向いていますが、4人戦ではあまりお勧めできない戦術です

■呪いを廃棄する

礼拝堂衛兵を駆使して呪いを廃棄してデッキを綺麗にして属州を狙っていく方法です。ただしこの手段を取るときには魔女で呪いをもらう前にデッキを十分に薄くしておく必要があります。また、呪いを受けながら引ききりデッキを組む必要があるので少々難しい戦術です。

■公領で勝利を目指す

属州の購入を諦め、公領をたくさん集めていく戦法です。最終的には公領、屋敷、呪いの3山枯れで相手が属州を買う前にゲームを終わらせることを目指します。3人戦以上の呪いが多くまかれる展開で強い戦術です。

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