ドミニオンカード解説:司教
カードを廃棄しそのコストに応じたVPトークンを得られるカード。
一見して金貸しや引揚水夫の様な圧縮カードに思えるが実態は全く異なる。司教は相手も廃棄できてしまうため相対的な廃棄枚数は±0だ。特に圧縮が強いサプライであればあるほど、タダで廃棄できるメリットが大きい。植民地場や寵臣場での初手司教は負けに直結する事がほとんどだ。その為司教を使うならVPトークン差を活かすか、相手が廃棄したくないタイミングで使う必要がある。
まずオススメしたいのは司教の後入れだ。ゲーム終盤ともなると手札の銅貨すら貴重なリソースになるので、司教のデメリットがデメリットでは無くなる。勿論このタイミングで屋敷を廃棄して相対1VPだけでは心もとないので、金貨などコストの高いカードを獲得して廃棄することで多めにVPを稼ぎたい。
もう1つは司教の打つ回数を増やすことだ。1ターンに複数回の司教を打てば相手もその分だけ廃棄できるが、カードの購入なども考えると手札5枚のうち廃棄したいカードはせいぜい1,2枚だろう。それ以上の司教を打てばその分の司教のデメリットはないことに等しくなる。これは必ずしも一人で打つ必要はなく、多人数なら他の人の司教を見て自分も司教に乗ると言った事もあり得るだろう。
司教は単体で属州数枚に匹敵する点数を稼ぐこともできる。それをうまく使うと相手の属州枚数の目安をずらすことができるだろう。司教を使う時は廃棄カードではなく特殊勝利点カードではなくであるという意識を持つことが重要だ。
司教だけで勝つゴールデンデッキに関しては以下の記事を参照して欲しい。
https://note.com/urihari/n/n012b230cb483
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