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[#ドミニオン]ステロはなぜ強いのか?

今回は「ステロ」という戦術はどういう特徴があるのか、何が強くて何が弱いのか詳しく見ていきます。

そもそもステロとは

ステロとは1~2枚のアクションカードと銀貨金貨といった財宝を用いて8金をだし、属州を買っていく戦術です。

具体的な戦術やカード評価は上の記事を見てください。

ステロとは何か?

ステロの話をする前に、あなたはドミニオンで手札に2枚以上のアクションカードが来てしまい、せっかく買ったアクションカードが打てなかった!なんてことはないでしょうか?この状況では買ったアクションカードを使えていないため、デッキの力を充分に発揮できていません。このようなことを何度も繰り返していると全然お金が出ず、いつまでたってもデッキが強くなりません。

補足:こうした手札にアクションカードが2枚上きたしまい、打てないアクションカードがあることを以降アクション事故と呼びます。

ではこうしたアクション事故を回避するにはどうしたらいいのでしょうか?村のようなアクションを増やすカードをデッキに入れてみる?それよりももっと簡単な方法があります。デッキにアクションカードを入れなければ良いのです。


なんと16ターンで属州を5枚も取ることができました。ただ財宝を購入しているだけですがなかなか侮れない強さを持っています。というのもこの戦術はデッキ一周ごとに買ったカードを必ず使えるので、購入したカードが無駄にならず、無駄なくデッキを強化できているのです。

この戦術はどんなサプライでも必ずできるため、戦術の強さを測る一つの基準になります。また、勝ちたいなら財宝ステロより弱い戦術を取る理由はありません。


話を戻します。でもせっかく1ターンに1回アクションカードを使えるのに使わないのはもったいないですよね。でもアクションカードを2枚以上買うと、せっかく買ったカードが使えないかもしれません。じゃあどうすれば良いのでしょう?そうです、アクションカードを1枚だけ入れればよいのです

これステロという戦術のコンセプトです。アクションカードを1枚と財宝でデッキを作ることでデッキのカードが必ず使うことができ、効率よくデッキを強くしていくことができます

注意:実際にはデッキが厚くなっていくとアクションカードを2枚入れてもアクション事故が起きづらくなっていくため、アクションカードを2枚以上入れることもあります。

ステロの種類

ステロは大きく分けて2種類にわけることができます。

・ドローステロ
鍛冶屋のようなカードを使って手札を増やすことで8金を狙っていくステロ戦術です。ドローカードによって手札を増やすことで手札に銀貨金貨を引き込み、8金を狙っていきます。

ドローステロ

該当カード:鍛冶屋書庫議事堂

非ドローステロ
手札5枚で8金を狙っていくステロ戦術です。手札5枚で8金を出すには手札1枚当たり1.6金を出す必要があり、少々工夫が必要です。礼拝堂ステロでは1枚当たり1.6金に満たない銅貨屋敷を廃棄することで8金を目指します。山賊ステロでは金貨を大量に入れることで無理やり8金を狙っていきます。

非ドローステロ

該当カード:礼拝堂山賊

長所、短所

最大の長所はデッキがシンプルであることです。ステロ用のアクションカードを買ったら、あとは最も強い財宝を買っていくだけでデッキが自然と強くなっていきます。また必要なアクションカードは1種類でいいため、多くのサプライで行うことができます

短所は毎ターン1枚しか購入しないため、能動的にゲームを終わらせることができないことです。また、8金は出ますがそれ以上は出づらいため1ターンに属州を2枚取ったりすることはできません。このあたりは「引ききり」戦術との比較して見るとよりわかると思います。


ステロをする上でのポイント

1.属州を買うまではデッキを強くしよう

ステロ戦術に限った話ではありませんが、ドミニオンではより多くの属州を持っていた方がより勝利に近づきます。そのためにも、まずは属州を買える強いデッキをつくらなくてはいけません。いくら点数が大事だからといって、ゲーム序盤に屋敷公領を買ってはいけません。

2.+アクションのついたカードは買うな!

これには2つの理由があります。

まずメインのカードとして使うには効果が弱いです。鍛冶屋研究所を比較すれば分かると思いますが、4コストの鍛冶屋が3枚引けるのに対して5コストの研究所は2枚しか引けません。どうせアクションカードは1,2枚しか入れないので研究所で増えたアクションは無駄になってしまいます。

次にドローステロ限定の話ですが、+アクションがついていてもドローカードで引いてきたアクションカードは使えないからです。例えば鍛冶屋を打って研究所を引いてしまうとその研究所は使えません。こうした状況を回避するのもステロの目的です。研究所ではなく、銀貨を買いましょう。

3.弱いカードは買うな!

ここでいう弱いカードとは銅貨屋敷呪いが該当します。これらのカードは属州を買うのに貢献しづらいので買ってはいけません。特に議事堂などで購入権が増えるともったいなくて銅貨を買いたくなるかもしれませんが、買ってはいけません。

関連リンク

もっとドミニオンに詳しくなりたい人はこちらから

マガジン

https://note.com/urihari/m/md048fa88946d





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