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ドミニオンカード解説:魔除け

様々な効果を持つ持続カード。廃棄、金量、銀貨と一つ一つは小さな効果だがそれが選択でき、2回使えるとなると話は変わってくる。

もっとも使うのは廃棄モードだろう。持続ターンも含めると1回のプレイで2枚廃棄できるため、執事と同程度の廃棄枚数を持っている。さらに執事のような通常の2枚廃棄と違うのは2ターンに分けて廃棄することだ。これにより廃棄しつつ残りの手札3枚でカードを購入できるため廃棄を進めながらデッキを強くすることができるようになる。一方でこれは持続カードに共通する悩みではあるが、山札の下の方にいたときに撃てる回数が減ってしまう。特に初手で買ったときに3ターン目にひけるか4ターン目にひけるかは大きな違いがある。一方で持続カードであるため複数枚積んでも事故りづらい。よりしっかり圧縮したい場面など魔除けの効果をフルに使いたい場合は初手魔除け―魔除けも選択肢に入る。

廃棄カードとしてみると強圧縮カードの例にもれず、終盤はドローにかかわれないため強さは序盤ほどはない。それでも1アクションで2ターンにわたって1金を生んでくれるため、最低限の仕事はできるし、金量が足りずドローが余っている時は銀貨で無理やり16金に伸ばすこともできる。魔除けがあるときに銀貨で金量を伸ばすやり方は覚えておいて損はないだろう。

また、魔除けは引き切りだけでなくステロ的な運用もできる、その際に注意したいのは過剰に廃棄しないことだ。序盤屋敷を廃棄するのはよいが、ステロのように財宝が中心のデッキでは銅貨まで廃棄する必要はなく、1金出して金貨を買ったり銀貨の枚数を増やしたりした方がましだ。

他にも銀貨を増やせるカードでもあるので荒場や特殊勝利点場で4~5金を連打するのにも向いている。戦術によって使い方が変わるので、自分の目指すゴールにあった効果を選択できるようになろう。

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