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ドミニオン戦術解説:村鍛冶引ききりコンボ[後編]
この記事は後編です。前編もあわせてお読みください。
前編では村と鍛冶屋を使って引ききりデッキを作りました。今回はそれを発展させて16金2購入を出して1ターンに属州を2枚取ってみようと思います。
前回に引き続き、このサプライで考えていきます。
属州を2枚買うために
属州を2枚買うためには16金2購入が必要です。購入権は祝祭で出せるので今回は大丈夫ですが、問題は16金です。属州1枚を買うときと比べると追加で8金を出す必要があります。そのためには祝祭-金貨-金貨のようにお金を出すカードだけではなく、これらのカードを引いてくるだけの追加のドローが必要です。その分8金デッキよりも必要なパーツが多く、構築には時間がかかります。
方針
まずは前回と同じ手順で引ききりを目指します。序盤は金貸しや衛兵で圧縮をしつつ、工房や改築を用いて村と鍛冶屋を集めましょう。
引ききれたら16金2購入を目指します。ここで大切なのは
1.金貨や祝祭、銀貨でデッキの金量を増やす
2.デッキが増えた分のドローカードを入れて引ききりを維持する
この2点です。
例えば金貨と一緒に研究所を買うと、金貨で増えた1枚分を研究所のドローで補うことができます。それ以外にも祝祭を購入しつつ、工房で鍛冶屋を獲得するなどドローしないカードを獲得したらドローカードもセットで入れるようにしましょう。
毎ターンデッキを引ききった後に何枚かドローカードが余っている状態を維持するのが理想です。
16金2購入をしてみよう!
■序盤~引ききるまで
デッキを引ききるまでは前回と同じながれで構築します。初手は工房ー金貸しから入り、3、4ターン目には改築と村を入れましょう(5-2なら衛兵-パス-工房-村と購入すると組みやすいでしょう)。その後は金貸しと改築(と衛兵)で屋敷と銅貨を廃棄しながら村(祝祭)と鍛冶屋を集めましょう。
引ききるまでは銀貨や金貨を買ってはいけません。なによりも引ききりの完成を優先しましょう。
こんな感じで引ききりることをまずは目指そう。
前回はここで属州を買い始めましたが、今回はさらにデッキを強くします。
■引ききったら
引ききったら次は16金を目指しましょう。金貨や祝祭、銀貨を購入してしながら、鍛冶屋や研究所のようなドローカードを適宜足していきましょう。デッキの安定度の目安として引ききったときに手札に鍛冶屋や研究所が1~2枚余っている状態なら次のターンも引ききることができるでしょう。
■終盤
デッキが十分に強くなったら属州を買い始めましょう。最終的な目標は16金2購入による属州2枚購入ですが、デッキにドローカードが十分あるときの14金2購入など、このターン「属州+金貨と買ったら次のターン属州を2枚買える」ような状況なら属州を先に1枚だけ買っても良いでしょう。
こんな感じで16金2購入が出ればOK
また終盤では改築を使うことでより高い点数を取ることができるようになります。次に紹介するテクニックは覚えておきましょう。
改築のテクニック
・金貸しを廃棄すると金貨を獲得できる
・16金2購入で属州を2枚買うより金貨を改築して属州を獲得し、属州と公領を買ったほうが点数は3点高い
・残り属州3枚で属州を2枚買いつつ、改築で属州を廃棄し属州を獲得すると即座にゲームを終わらせることができる。
最終デッキ
工房と金貸しは廃棄しました。
サンプル動画
今回のポイント
・引ききった後には16金2購入を目指してみよう
・金貨や祝祭で金量を増やしつつ、ドローカードも入れて引ききりを維持しよう
・改築で金貨を廃棄して属州を取ろう
関連リンク
もっと引ききりについて知りたい方はこちら
もっとドミニオンを強くなりたい方はこちら
マガジン
https://note.com/urihari/m/md048fa88946d
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