ドミニオン戦術解説:家臣連鎖
今回はドミニオンの中でも一段変わったカード家臣を使ってデッキを作っていきます。必ずしも引ききるわけではありませんが、大量のアクションをプレイするという点で引ききりデッキと近い構造を持っているので引ききりの章で紹介します。
家臣を上手く使うには
まずは家臣の効果を確認しましょう。
簡単に言うと、山札の上がアクションならタダで使えるよというカードです。一見するとガチャ的な運カードに見えますがそんなことはありません。
というのもドミニオンのデッキは自分で操作できる要素だからです。極端な話、山札のカードが全てアクションカードなら確実にアクションカードをめくることができます。
つまり引ききりデッキのようにデッキの財宝を廃棄し、アクションカードを大量に入れたデッキで家臣を強く使うことができます。
家臣デッキを組むには
今回は上記のサプライで家臣デッキを組んでいきます。家臣デッキに必要なものを確認していきます。
ます初期デッキの廃棄は必要です。今回は礼拝堂を使います。初手で買って素早く初期デッキを圧縮しましょう。
また家臣は必ずしもアクションを捲るとも、捲ったアクションがアクション権を生んでくれるとも限りません。なので別にアクション権を生み出すカードが必要です。今回は村と祝祭が該当します。
さらに今回のデッキは大量の家臣が必要なので獲得を増やすカードが必要です。工房は勿論、家臣デッキはお金が出やすいので購入を増やすカードも入れておきましょう。
デッキの組み方
最終的にこのようなデッキを組んでいきます。
■序盤:圧縮しよう
家臣デッキでは圧縮が必須です。まずは礼拝堂で圧縮していきましょう。礼拝堂の相方は礼拝堂が4ターン目までに引けないことをケアするなら密猟者か市場。強きに行くなら工房もアリでしょう。
■中盤:デッキに必要なカードを集めよう
圧縮を進めつつ家臣を集めるための工房やアクション権を増やす村や祝祭、そして家臣を獲得しましょう。デッキのバランスが難しいですが次のような点に気を付けて組んでみましょう。
・村系カードは最初の5枚の手札にぜひとも欲しいカードなのである程度の枚数が必要です。
・家臣の枚数は何より重要です。家臣で一番捲れてほしいカードは家臣なので多めに入れましょう。
・家臣デッキは中盤突然10金以上出ることがあります。そうしたときに複数購入できるように、+購入のついたカードを入れておきましょう。
■終盤:属州を買おう
デッキが充分に強くなったら16金や8金が出るようになるはずです。そうしたら属州を買いましょう。
家臣デッキは引ききりデッキとは違い、毎ターン16金が出るわけではありません。家臣の捲れが強いときは16金出ますが、運が悪いと8金で止まってしまうこともあります。このように家臣デッキは分散が大きいことを把握し、買えるときに属州を買ってしまうことが大事です。
今回のポイント
・家臣をたくさん並べるデッキが家臣デッキ
・家臣デッキでは圧縮が最重要!
・家臣デッキは分散が大きいので、デッキが強いなら買えるときに属州を買っていこう。
関連リンク
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https://note.com/urihari/m/md048fa88946d
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