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[#ドミニオン]二人戦で勝ちたい

基本的にドミニオンでは属州を早くとったほうが有利です。しかし二人戦では必ずしもそうとは限りません。たとえあなたが属州4枚獲得して24VP、対戦相手は属州0枚で0VPだったとしても負けうるのが二人戦です。今回は二人戦といはどんなゲームか徹底解説していきます。

二人戦のロジック

まず普通のドミニオンのデッキは属州を5枚取れればいいほうで、属州を6枚以上取るのは困難です。特にステロと呼ばれるデッキはそのような傾向を強く持っています。

それでも多人数戦なら他のプレイヤーが属州を買ってくれるためそれでも自然とゲームが終わるため問題ないのですが、二人戦ではプレイヤーが自分と対戦相手しかいません。すると対戦相手もあなたがこれ以上属州を買えず、このまま属州を買っても勝てないと分かると属州を買わず、公領で点数差を詰めてから確実に勝てるタイミングで属州の8枚目を取ってきます。

どれだけ点数で先行していても自分でゲームを終わらせることも自然とゲームが終わることもないので、その間に点数を詰められて逆転されてしまうことがあるのです。

二人戦での勝利条件

負けている状況ではゲームを終わらせない以上、属州を何枚とったら勝てるというわけではありません。2人戦で勝つには次の3つのいずれかを満たす必要があります。

1.44VP取る
魔女がない場合2人戦でゲームに存在する勝利点は初期デッキの屋敷を含めると86VPしかありません。つまり、その半数以上である44VPを取ってしまえば相手はそれ以上の点数を取ることができず、勝ち確になります。

2.点数で買っている状況で3山を枯らす
自分が相手より勝っている状況でゲームを終わらせてしまえば、確実に勝つことができます。その一つが3山枯れです。勝っている状況では見逃さないようにしましょう。

3.8枚目の属州を買う
8枚目の属州を買えばそのターンでゲームが終了します。そのタイミングで相手より点数が上回っていれば勝利確定です。

二人戦は引ききり有利

上記の3つの条件を満たしやすいのが引ききりコンボです。引ききりデッキはデッキを強化し続けることでステロより多くの勝利点を購入することもできるほか、1ターンに複数のカードを獲得することで3山枯れをおこしたり、8枚目の属州を自分が買えるように調整することも容易です。

そのため、二人戦では多少無理してでも引ききりデッキを組んだほうが勝ちやすいと言われています。もしステロをするのならしっかりと44VPを取れるようなプラン(例えば属州5+公領4+屋敷3など)を立て、いつも以上にデッキを強く作る必要があります。

ちょっと難しい話ですが

難しい話ですが端的にいうと「二人戦ではゲームを終わらせる権利を持っているほうが有利」なのです。相手に点数行動の選択肢を与えず、自分が勝っている状況でゲームを終わらせることが二人戦で勝つコツです。

今回の内容はドミニオン始めたての人には難しいかもしれません。しかしドミニオンが上手くなってくるとデッキの型を覚えてきたのに2人戦になるとなぜか勝てないといった現象がしばしば起きてしまいます。そうしたときにこの記事の内容が役立つと思います。

関連リンク

マガジン

https://note.com/urihari/m/md048fa88946d



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