ドミニオンカード解説：堀

2021年11月18日 18:06

手札から公開することでアタックカードをの効果を防ぐことをできるカードです。強力なアタックを防ぐことができれば大きなアドバンテージを得ることができます。一方でプレイした時の効果は2ドローと控えめな効果になっています。

堀の強さと弱さ

堀は凶悪なアタック効果からあなたを守ってくれます。しかし必ずしもアタックを頑張って防げばいいというわけではありません。

というのも堀そのものが強いカードではないからです。アクション権を消費する2ドローは決して強い効果ではなく、堀のせいで他のアクションが打てなかったり、他のアクションを優先した結果、堀が手札で無駄になってしまうリスクも考える必要があります。

また、都合よく堀を持っているタイミングで相手がアタックを打つとも限りません。かといって堀を入れすぎると堀自体が邪魔になってしまうこともあります。

相手が強いアタックを打ってくるときに数枚堀を入れて、数回防ぐぐらいの気持ちで使うのがいいでしょう。

魔女>>山賊>民兵>>>>>>役人

の順で堀で防ぐ価値があります。

魔女は特に防ぎたいアタックの代表です。特に多人数戦ではアタックを打たれる頻度が高いので堀の価値が高くあります。

山賊は自分の作っているデッキに寄ります。引ききりデッキなら金貨の価値が低いので堀で防ぐ必要はないかもしれませんが、財宝でしか属州を買うしかないのなら山賊を防ぐ必要もあるでしょう。

民兵は堀で防ぐより、鍛冶屋や書庫などの3枚以上引けるドローカードを入れたほうがいい場合が多いでしょう。特に書庫は民兵に対するカウンターになります。

役人は弱いのでほとんどの場合堀で防ぐ必要はありません。

・堀は公開するだけで防ぐことができます。公開した堀を捨て札ににしたり、場におく必要はありません。
・相手のアタックカードを防ぐ効果を持っているリアクションカードは堀だけです。他の拡張の青いカード（リアクションカード）ではアタックを防ぐことはできません。