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地域1番店の命題と地域2番店以降の命題

(株)プラスアルファの野島崇範です
 
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結論、地域1番店の命題は、新規顧客の増加に死に物狂いで取り組むことです。
 
一方、地域2番店以降の命題は、来店回数または客単価増加に死に物狂いで取り組む必要があります。
 
あなたのお店のポジションはどこでしょうか?
自店のポジションにあった取り組みを出来ていますか?
新台入替ひとつ挙げても新規顧客の増加のために使うのか、来店回数または客単価増加のために使うのか、使い方は大きく変わります。
 
では、なぜそのような結論になるのでしょうか?
 
それは前回から話をしているランチェスター戦略とさらに売上3構造を結びつけることで分かります。
 
まず、ランチェスター戦略では戦う場所が明確に定義されております。地域1番店は広域戦で戦うこと、地域2番店以降は局地戦で戦うことが大原則です。
 
大まかに話すと広域とは店外、局地とは店内(売り場)です。
 
そこに売上3構造を紐づけます。
 
売上を上げるためには3つのことしかありません。
1 新規顧客の増加
2 来店回数の増加
3 客単価の増加
 
まれに、商品単価を上げるという話もありますが、これは机上の空論です。居酒屋チェーンの鳥貴族というお店は、商品単価を数十円値上げしただけで売上が激減しました。
 
価格戦略は前回のコラム通り、地域1番店以外は駆使できない戦略です。

※約5000品目の価格を2022年3月31日まで価格凍結することを発表したイオン


話を戻しますが、地域1番店が広域戦の店外で取り組むべきことは、いかに自店の商圏範囲を広げるかということです。
 
地域1番店であっても毎年客数は目減りしているところが多いです。
そのまま進むと、地域1番店であっても儲からないという状況が起こり得ます。そんな未来を回避するためには、儲かっている間に商圏範囲を広げる、つまり、いかに外販プロモーションを強化していくのかが重要です。外販プロモーションにエネルギーを注ぎ、将来のお客様を獲得するための準備が必要です。
 
一方、地域2番店以降は局地戦である店内プロモーションが重要です。来店回数または客単価増加を狙う戦略・戦術です。
 
この戦略・戦術の違いは、投資できる資本(お金)の問題とも密接に繋がっています。
 
あなたのお店のポジションを考えて、取り組むべき広告戦略を見直していただけると嬉しいです。
 
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