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Wednesday Style

水曜どうでしょうディレクター藤村忠寿・嬉野雅道と人生を旅するマガジン 
『Wednesday Style』創刊! 藤村D、嬉野Dのここでしか読めないコラムと多彩なゲストとの対談…
水曜どうでしょうD陣=藤村忠寿と嬉野雅道が、毎月「ゲスト編集長」を迎えてお届けする、一つでふたり分…
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2019年6月の記事一覧

人は楽になるために「自分はダメだ」と思いたがる。嬉野Dの孤独という醍醐味。

師の一言が、自分の生き方を変えた。昔、松川八州雄さんという、ぼくが師と仰ぐドキュメンタリー映画の監督さんがいて、ぼくはその方の助監督をしていたことが少しあったのですが、あるとき自分の能力の無さに気持ちが塞いでいたのか、松川さんの家に伺ったとき、頃合いを見て松川さんの前で「ぼくなんか、やっぱりダメなんです」的な弱音を吐いたのです。 そのときそんな風に弱音を吐いたのは、松川さんに慰めてもらいたいと思っていたからでしょう。 でも、そのとき松川さんは、ぼくを慰めるどころか苦い顔をして

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自己満足の何が悪いの?「好きなこと」に縛られない藤村D の思考法。

藤村です。今月も早速始めます。 今月号のテーマは「「好きなこと」「やりたいこと」を見つけるには」らしいです。 「好きなこと」「やりたいこと」を見つける必要はないでも早速でアレなんだけど、オレはそもそも「好きなこと」「やりたいこと」を見つけないといけないっていうのがおかしいと思うんだよね。オレにとっては「やりたいこと」をわざわざ見つける必要なんてないっていうのが前提なの。 基本的には多くの人の「やりたいこと」なんて「寝てぇ」とか「美味しいもん食いてぇ」みたいな、欲求に基づい

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他人の「好き」に乗っかればいい。嬉野Dが水どう23年目にたどり着いた、生き方の秘訣。

嬉野: おはようございます。 T木: 第二部、嬉野さんパートを始めさせていただきます。 嬉野: 「無」責任編集長はですね、第一部が終わったらほとんど終わったと思ってる。 T木: 魔神を倒したぞ、と。 嬉野: そうなんですよね。あそこで戦々恐々としちゃって。ですから藤村さんが第一部で、わたくしが第二部と。 T木: これは絶対変えませんからね。 嬉野: ええ、ええ。でもまだ第二部ですからね。 T木: 実はまだあるという。 嬉野: たらればさんは四番手だから、この三

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「一日中寝てるヤツが最強」。水どう藤村流、”自己中心的思考”のススメ。

「どうでしょう」の魅力を伝えたいたらればさん。T木: それではどうぞよろしくお願いいたします。 藤村: よろしくお願いいたします。僕はついさっき来たところなんで、特に何も準備はしてませんよ。 たらればさん: こちらはめちゃくちゃ勉強してきました。刊行済みのご著書は、単行本につきましてはすべて読んできました。いやぁ…面白かったです。 藤村: おおぉ。さすが編集者。 たらればさん: いろいろ聞きたいことがあるんです。 僕、今年十月の「水曜どうでしょう祭」に妻と一緒に

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「今日は藤村さんの犬のつもりで来ました」(『Wednesday Style』6月号巻頭言)

T木: それでは定時になりましたので始めたいと思います。よろしくお願いいたします。 嬉野: どうして毎回お酒があるんですか。 藤村: いただいたんですよ。 嬉野: いただいたのは持って帰って飲んでくださいよ。なんか自分の家みたいな感じになってるよね。 藤村: そうそう。「この会場は毎回オレん家なんですよ」というようなことを前回話しましたからね。なははは。 たらればさん: いやぁ~、できれば会場の皆さんも泥酔していただいて欲しいぐらいです…。 嬉野: 全員酔っぱらっ

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