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飲食店ECの始め方、ECは安上がりの大勘違い、EC運用の悩みに関する調査

こんばんは、売れるネットショップ育成教室です。

今朝はうっかり朝寝坊をしてしまいまして、一日の流れが乱れました。
カシオさんのTwitterで紹介されていた「飲むくず餅」を飲んで、心を落ち着かせたいです。

それでは、2021年1月26日(火)に気になるネットショップニュースです。


1.飲食店ECの始め方

STORES MAGAZINEより。

最近の飲食店EC関連のリリースを見ると、高い確率で「STORES」が使用されています。そんなSTORESの記事です。

飲食店オーナーさんがSTORESを使って飲食店のネットショップを始める手順が、具体的にわかりやすく記事になっています。飲食店ネットショップならではの「食品を作る場所」「保管する場所」なども触れています。

食品を作る場所と作った食品を保管しておく場所(商品発送の拠点)それぞれに、作る食品の種類に応じた、保健所の営業許可が必要になることがあります。東京都の場合は、施設の所在地を所管する保健所にご相談ください。

各都道府県によって営業許可に関する保健所が異なりますので、必ず"食品を作る場所"と"食品を保管しておく場所"の都道府県ごとにご確認ください。

ショッピングカート運営会社が、このようなジャンルに特化した開店までの手順を記事化するのは良いですね!飲食店ECが活発になっていますので、周囲の飲食店でネットショップに興味がある方がいたら教えてあげてください。


2.「ECは安上がり」の大勘違い

ダイヤモンド・チェーンストアオンラインより。

記事冒頭の「感覚経営」。あるあるですね。
その結果、大きな山あり谷ありの「ジェットコースター経営」になって、気がつくと沈没・・・なんてことも。

「小売」を舐めている製造業や商社

記事内のこの見出し。なんか、気持ち良かったです。
現在のの小売・ネットショップ運営は、本当に大変です。まだ「自動販売機」として見ている方はいるんですかね?

20年前のネットショップ運営が「キックボクシング」なら、現在のネットショップ運営は「総合格闘技」ぐらいの進化をしています。とにかく、やることが多い!

5億円の売上・マーケティングコスト1億円と記事にあるので、規模が大きめなアパレルECでの事例だと思います。ただ、同じようなケースは中小企業でも耳にします。起こっています。

ECについて、ものわかりの悪い上司(というか、勉強不足な上司)がいたら、そっとこの記事をお知らせしてはいかがでしょうか?


3.EC運用の悩みに関する調査

ECのミカタより。

ネオマーケティングが「EC運用の悩みに関する調査」を実施し、回答結果を公開しています。(有効回答数:743名)

Q2の

Q2.あなたが関わっているECサイトの売上規模をお答えください(単数回答)【n=517】

のところで、500万未満が一番多かったのですが(月商のはず)、月商30万円・100万・300万ではだいぶ世界が異なってくるので、もう少し細かく刻んで欲しかったですね。

Q8・9のCRM状況についても興味津々でした。
CRM施策が不十分と回答した人の40%が「人的リソースが足りない」でした。

もしかしたら、こんな裏事情が隠れているのではないでしょうか?

・CRMの概念/重要性をきちんと理解していない
・ゆえにCRMツールを利用していない(予算を出せない)
・人力でやろうとする
  ↓
「人的リソースが足りない」

年々ネットショップ業界が激化していて新規顧客に目が行きがちですが(当然、新規も重要なのですが)、もっと既存顧客を大切に扱っていただきたいです。


さいごに。中国製モバイルバッテリーのトラブル

山本一郎さんのご友人が火事になったそうです。

原因はAmazonマーケットプレイスで購入した中国製モバイルバッテリー。充電中に発火し、山本さんのご友人のご自宅が半焼されました。

驚いたのがこちら。

ところが、この火災、消防も警察も100%「火元はこのクソ中華バッテリー」と断定したにもかかわらず、日本での販売元は「いや、中国からの輸入OEM品なので」と補償は取り合ってもらえないという。

何それ。お家、燃えてるんですけど。

で、誰も損害を賠償してくれないのはおかしいということで、その中華バッテリーをマーケットプレイスで売ったAmazon(日本法人)に対して「何してくれてんねん」と申し入れても塩対応なのか、らちが明かず。

結果として、モノを売った仲介者としてのプラットフォーマー(プラットフォーム事業者)の責任を問い、賠償金払えやの訴訟をやることをきめたのだそうです。

中国製を全否定はしません。だって全否定したら、着る洋服どうするの?ってぐらい、生活の中に中国製製品が溢れていますよね。

私自身は、「身体の中に入るもの」「身につけるもの」に関しては注意するようにしています。

ところが、山本一郎さんによると、フリマアプリでの販売やクラファンに中国製商品が紛れているとのこと。これでは判断するのが難しいですよね。

また、最近では「BASE」や「stores」など、決済サービスも込みで誰でも自由にショップが開設できますよ、というサービスが登場し、一部で人気になっています。「メルカリ」や「ラクマ」でも、日本人のアカウントのように見えて実際には海外からの発送でモノを売る外国人も増えてきております。

さらには、「Campfire」などクラウドファンディングでも、他国ですでに販売されているアイデア雑貨を、さも新たに開発することに挑戦するテイで資金集めをするケースも散見され、安全なオンライン取引をどう実現するかは日本の通販界隈では大変重要な問題になっているわけです。

サービスを提供するプラットフォーマー側も問題が起きないよう監視はしているはずですが、やはり目が行き届かないことがあるというのが現実なのではないでしょうか。

消費者庁でネット通販における新たな法律を協議しているそうですが

上記のように火事で人命が失われる前に、粗悪品を取り締まるようにして欲しいですね。

みなさんも気をつけてください。
おやすみなさい。また明日noteで。

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