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タッグを組んで商品開発・販売が今後のポイントでは?

世の中は3連休の中日ですが、いつもとほとんど変わらぬ一日。
1/5から毎日noteでアウトプットする習慣は身についていますので、この調子で自分のいる業界へのアンテナ磨き続けようと思います。

午後からは場所を変えて、セミナーコンテンツ作成に取り組みます。

それでは、1/10(日)ネットショップニュースです。


1.増えるネット通販の返品、米小売店の対応は? 無料集荷サービスも

NewSphereより。
ネットショップ業界がにぎやかなのはアメリカも同様。国土が広いのでアメリカ・中国の「EC化率(事業におけるECの比率)」は、日本は6%でアメリカ・中国は10%以上。

以前、越境EC(日本から海外へ販売するネットショップ)に詳しい方に聞きましたが、海外の返品率は高かったり無茶な返品が多いとのこと。例えば、パーティー用ドレスを購入し、着用・パーティーに出席した後で「サイズが合わなかったから返品する」というケースもあるそう。日本ではあまり考えられないですよね。

色・サイズが必須なアパレル業界・靴業界での「返品対応」は永遠のテーマで、最近では

 色/サイズの異なる商品を同時に購入させる
 →合わない方だけ、返品させる

という売り方を目にします。

この記事でも、

ディック・ピロッツォーロ氏(77)は、『オンライン・サイクリング・ギア』というサイトで40ドルのジャージを購入したが、小さすぎたので返品しようとしたところ、予期せぬ返答に喜ぶこととなった。追加で10ドルを支払ってくれればちょうどいいサイズのものを発送するので、手元の商品は送らず捨てるか、友人にあげたり寄付したりしてほしいと告げられたのだ。

と、ありました。

売る場所・相手によって返品数は増えますし、ネットショップの成長に比例して増えることもあるので、悩ましい問題です。


2.アパレル窮地 低価格競争激化

auWebポータルより。(記事元は、小学館のNEWSポストセブン)

UNIQLOのヘビーユーザーなので、少々心苦しい感じで記事を読みました。
アパレル業界がしんどくなっているのは数年前から騒がれていて、昨年のレナウンの破産などで多くの方が知っていると思います。

時代の変化で、中古品への意識が変わってメルカリで購入する消費者が増えたり、低価格なアパレルブランドで購入するのは必然とも言える中で、「昔と変わらない価格で、大量生産・販売する」やり方を続けているのはとても危険なのではないでしょうか?

私が見るWebサイトには「オーダーメイド」のアパレル企業の広告を目にすることが多いです。

低価格競争に巻き込まれないためにも、従来の「プロダクトアウト」型の販売ではなく、マーケットイン型の「オーダーメイド」等の「付加価値」をつけた商品の販売がアパレル業界のテーマになるのではないでしょうか?


3.楽天、自動飛行ドローンの配送サービスを期間限定提供

2020年2月にも実施していた楽天のドローンによる離島向け配送サービス。

2021年1月6日から22日まで期間限定で提供するそうです。
物流業界の人材不足や、離島に住む方の利便性UPにとても良い試みですね。テストを重ねて、サービスを定着していただきたいです。

最近私がネットで購入した際の配送会社は、ヤマト運輸・佐川急便・Amazonの配送ベンダーの3つでしたが、ヤマト運輸に比べると他の配送会社は時間指定するものの配達時間が遅れたりすることがありました。

家具やパソコンなどの大きなものをドローンで配達することは出来ませんが、小さなものの配達にはドローンを活用して受け取りしやすい世の中になって欲しいです。(法整備も必要ですけど)


さいごに。

今後のアパレル業界、どうなるのでしょうか。

消費者として、安くて良い商品を購入できることは嬉しいですが、国産のアパレルメーカー・製造に関わる事業者さんが衰退することは、なんとか避けていただきたいです。

今後は「自分たち」だけでの製造・販売ではなく、どこかとタッグを組んで商品開発・コラボ販売などを積極的に行う必要があるのではないでしょうか。





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