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【Poke】存在の軽さ【GO】

 軽さの話。
 先日、そうそう都合よくはいくめえよ、と思っていたザシアンレイド12回目のトライで、ようやく色違い個体に遭遇。

剣もパスタもくわえていない正面顔にはやっぱり違和感があるな……。このメス犬が!

 場合によってはマスボも投げる覚悟だったが、運のいいことに、プレミアボールが尽きる前に無事ゲット。これによってぼくの色違いコレクションがまた一歩進んだのであった。
 ただちょっと、冷静になってよく見てみると……。

ところでずっと疑問だったんだが、この両サイドの注連縄みたいなパーツって何なん?

 こいつ体重おかしくねえ!?
 もともと『GO』には同じポケモンでも個体差が存在しており、高さ、重さともにかなりの幅がある。設定上のザシアン(れきせんのゆうしゃ)は、高さ2.8メートル、重さは110.0キロとなっているのだが、この数値は複数の個体の平均値(=標準値)ということなのだろう。この際、伝説ポケモンが信頼できる平均値が採れるほど何匹も存在するのか、という話は無視する。
 さて、実際このザシアンは高さ1.59メートルで、なるほど確かに小さい。標準値の半分とまではいかないものの、かなり小さいのは事実だろう。がしかし、これはいくらなんでも軽すぎではないか。
 たとえばちょうどぼくのボックス内にいたキリンリキは、0.74メートル&15.87キロ。標準値が1.5メートル&41.5キロなので、高さは約49%、重さでは約38%しかない個体ということになる。 ひるがえってくだんの色ザシアンは、高さは平均値の56%だが、重さは何と標準値の8%しかない。
 ポケモンファンなら一生に一度はかならずお世話になるはずのポケモンWikiによれば、『GO』におけるポケモンの高さは、標準値に対して、最小で49%、最大で175%となっているらしい。最近のポケモンは、画面上でもサイズ的な個体差が視認できるようになっているため、このあたりはきっちりと決められているのだろう(『GO』や『ピカブイ』では全部で5段階、『SV』では9段階に分けられている)。もし最小サイズと最大サイズをヘンな数値にしてしまうと、草むらに完全に隠れてしまうほど小さくなるとか、逆に邪魔になるほどデカくなるとか、そんな不具合も生じかねないし。
 逆に、外観に影響しないからか、どうやら重さについては高さよりもさらに幅があるらしい(正確なところは不明)。ぼくは証欲しさにXXSやXXLのポケモンは片っ端から『HOME』に送ってしまい、『GO』内にはあまり残っていないのだが、それでも細かくチェックしてみると、重さ40%のリザードンやら32%のシキジカなんかがいるからである。
 にしても、標準で110キロのザシアンが9.05キロ……判りやすいところでいえば、9キロというのはゼニガメとかヒメグマとかカヌチャンとか、あのへんの小型のポケモンとほぼ同じくらいの重さである。フェアリー単タイプでこうかばつぐんの威力120ヘビーボンバーの恐怖に怯え続けるとかどんな地獄だよ。逆にけたぐり対策にはなっているかもしれんが――いや、フェアリータイプなんだからけたぐりなんてハナから怖くないか。
 ただ、下振れでは重さ8%などという個体がいるのに対し、上振れのほうでは200%だの300%だのといった個体は見当たらず、ぼくのボックス内では重くても150%程度のものしかいなかった。重さ3500キロのテッカグヤとかいたら、それはそれで面白いのだが……。
 とりあえず、今後は『HOME』送りにする前に、もう少しXXS、XXL個体のチェックをしてみようと思う。

ぼくのボックス内に死蔵されている中で比率的にもっとも軽いポケモン。標準値の4.7%……!



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