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息子にナイフを持たせた日

タイトルが危なっかしいですが、息子にナイフを解禁しました。
今までも一緒に果物を切る、一緒にツルを切るという簡単なことはさせつつ、危なさも教えてたので、そろそろ自分で出来るだろうという判断です。

目的があれば手段として教えてみた。

ある日「木の枝でパチンコを作りたい」と言い出ましたので、んじゃ「自分で作ってみな。」とナイフを使って自分で作らせることにしました。

今まで"大人しか使えない"と思っていた道具が自分も使えるからか、親に認めてもらった自信からか、途端に目が輝きはじめます。

さっそく小枝を削り、ナイフの握り方や親指の使い方を練習させます。ぎこちなさの中にも無心で集中する姿に感心してしまいます。黙々と削っていくうちに、少しずつ刃を入れる角度や親指の使い方を身に付けたようで、自分の思い描く"枝製パチンコ"作成に没頭していきました。

子どもにナイフ解禁…伝えたいこと。

ナイフは正しく使えばとても便利で頼れる道具。

ナイフを使えば便利だ…しかし危険もあるよ。それをキチンと教えることも、お父さんの務めだと思うワケです。

今回、言葉として伝えたのは以下4点。

・ナイフの便利さと同時にある危険性。
・刃物を人や自分に向けない。
・正しい握り方と、刃の当て方を身につける。
・使用しない時には、必ず刃をしまう。

あとは遠くから見ているだけで、特に口出しすることもありませんでした。

私が思っている以上に子どもはナイフのことを理解していましたので、むしろもっと早く使わせてあげても良かったのかも知れません。

きっかけは「枝でパチンコを作りたい」ってこと。自分で作ったオモチャには愛着がわき、モノを大切にする気持ちも生まれてくるでしょう。怪我や失敗も沢山すればイイのです。身をもって学ぶことで、経験一つ一つがチカラに変わっていくことに期待したいと思うのです…。

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