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BASEが2022年11月20日にサービス開始から10周年!BASEの歴史を振り返ってみた

ネットショップ作成サービスとして、180万以上のショップが利用するBASE (ベイス)は、2022年11月20日(日)で、サービス開始から10周年を迎えました。

現在、BASEの公式サイトに10周年を記念した特設ページが公開されています。

公式サイトにあるヒストリーを元に、BASEのこれまでの歴史について振り返ってみたいと思います。

【2012年11月】ネットショップ作成サービス「BASE」をリリース

BASEは導入が簡単な決済機能とオシャレなデザインテーマなどネットショップの運営に必要な機能を備えた誰でも気軽にはじめることができるネットショップ作成サービスとして、2012年11月にサービスをリリースしました。

BASEは「お母さんでも作れるネットショップ」という初期コンセプトがありました。

当時のネットショップはEC-CUBEなどを利用してウェブ制作会社が数百万円の見積もりの元作成するか、カラーミーショップなどの老舗のサービスを利用するのが一般的でした。

BASEの登場によって、現在のECプラットフォームの多くが低価格で利用できるようになったと言っても過言ではないとおもいます。


【2013年7月】BASEアプリをリリース

2013年7月におけるBASEのショップ開設数は30000店舗でした。

iPhoneがあれば、ネットショップをすぐに開設できて商品の出品や店舗管理まで一連の運用を全て無料で実現しました。

iPhoneアプリ独自の機能として、BASEショップのなかからBASEスタッフが厳選したショップの商品を購入できるようになりました。

【2014年1月】BASEかんたん決済をリリース

2014年1月におけるBASEのショップ開設数は60000店舗でした。

新しい決済システムとしてBASEかんたん決済をリリースしました。

当時、多くのECサイトで決済サービスといえば、決済代行業者との契約が別途必要でした。

ECプラットフォーム自体が決済システムまで提供するというのは非常に利便性が高く、ECサイト開設のハードルを大きく引き下げることにつながりました。


【2015年10月】BASEデザインマーケットがオープン

2015年10月におけるBASEのショップ開設数は10万店舗を突破しました。

日本中のクリエイターがデザインテンプレートを販売できるBASE専用のマーケットプレイス「BASEデザインマーケット」がオープンしました。

ショップオーナーにとってはより自分の好みのデザインを選択する事ができるようになりました。


【2015年12月】後払い決済をリリース

2015年12月におけるBASEのショップ開設数は20万店舗を突破しました。

BASEかんたん決済に、購入者が商品の受け取り後に代金を支払う「後払い決済」が導入されました。

クレジットカードは現在もネットショッピングで最も利用される決済方法ですが、後払い決済も徐々に利用者が増えています。

クレジットカードや銀行口座を持っていないユーザーが気軽にネットショッピングを利用できるきっかけにもなりました。


【2017年2月】BASEアプリが100万ダウンロードを突破

2017年2月におけるBASEのショップ開設数は30万店舗を突破しました。

2015年に入り、「BASEアプリ」からショッピングアプリ「BASE」にリニューアルされました。


【2017年12月】BASEショップ全体の流通総額が100億円を突破

2017年12月におけるBASEのショップ開設数は40万店舗を突破しました。

BASEはサービスリリースから約5年でショップ全体の流通総額が100億円を突破しました。


【2018年6月】Instagram販売Appをリリース

2018年6月におけるBASEのショップ開設数は50万店舗を突破しました。

Instagramに投稿した画像に商品タグが設置できるようになり、投稿画像から直接商品ページに遷移することが可能になりました。


【2018年12月】資金調達サービス「YELL BANK」をリリース

2018年12月におけるBASEのショップ開設数は60万店舗を突破しました。

BASEを利用するショップオーナーがリスクなく即時に資金調達できる金融サービスとして「YELL BANK(エールバンク)」の提供を開始しました。

ネットショップは仕入れて販売した商品を注文者に届けた後に、決済代行会社からまとめて売上金を支払われるため、資金繰りが困難になるケースもあります。

資金繰り面もサポートするECプラットフォームは当時ほとんど存在しませんでした。

BASEはEC事業者の立場にたったサービスをリリースし続けています。


【2018年12月】ショッピングアプリBASEが500万ダウンロードを突破

2018年12月におけるBASEのショップ開設数は70万店舗を突破しました。

BASEのショップ開設が増えるにつれて、ショッピングアプリのダウンロード数も増えていきました。


【2020年4月】抽選販売Appをリリース

2020年4月におけるBASEのショップ開設数は100万店舗を突破しました。

商品を抽選で販売する事ができる機能の提供により、人気商品を扱うショップにとっては抽選によって当選者のみに該当商品を販売できるようになりました。



【2020年9月】BASEのサービスロゴをリファイン

2020年9月におけるBASEのショップ開設数は110万店舗を突破しました。

BASEはCMやオフラインイベントの開催などデジタル領域以外の様々なシーンでBASEのロゴを使用する機会が増えました。

そのため、主に視認性の向上を目的としてロゴをリファインしました。


【2020年10月】BASE Partnersをスタート

2020年10月におけるBASEのショップ開設数は120万店舗を突破しました。

ネットショップに新たに挑戦する人をBASEといっしょにサポートするオフィシャルパートナープログラムを開始しました。

パートナーとともにショップオーナーの活躍をサポートし、個人やスモールチームの経済活動の活性化を推進しています。



【2021年1月】Instagram広告Appをリリース

2021年1月におけるBASEのショップ開設数は130万店舗を突破しました。

Instagram広告AppはInstagramへの広告配信を簡単に行える機能です。

最小限の設定手順で手間なく広告を配信することができます。

Instagramの活用はECサイトの運営で必要不可欠な存在になっています。



【2021年3月】決済手段としてAmazonPayを追加

2021年3月におけるBASEのショップ開設数は140万店舗を突破しました。

決済手段として需要が高まっているAmazonPayをBASEでも導入できるようになりました。

AmazonPayはID決済サービスとも呼ばれる、Amazonの会員情報を活用することで、ネットショップでの注文を簡単に行うことができる決済サービスです。

BASEなどの自社ECサイトにクレジットカード情報などを入力したくないという消費者も増えていますからAmazonPayの需要は今後も高まると思います。



【2021年9月】BASEカードの発行受付をスタート

2021年9月におけるBASEのショップ開設数は160万店舗を突破しました。

BASEのネットショップの売上金を使ってVisa加盟店で直接支払いが行える「BASEカード」の発行受付を開始しました。

ショップオーナーが資金の悩みに直面することなく、いつでも円滑な経済活動を行えるようになりました。

仕入れなどのキャッシュフローが楽になったショップオーナーも少なくないでしょう。



【2021年10月】Google商品連携・広告Appリリース

Google商品連携・広告Appのリリースにより、広告出稿がはじめての人でも簡単にGoogleショッピング広告「スマートショッピングキャンペーン」の出稿が可能になりました。



【2021年11月】ショッピングアプリ「BASE」が「PayID」にリブランド

ショッピングアプリBASEと、ID決済サービスの「PayID」のロゴや名称を変更して購入者向けのショッピングサービス「PayID」として2021年11月30日に提供を開始しました。


【2021年12月】BASEのネットショップ全体の流通総額が1,000億円を突破

BASEが2012年にサービスを開始してから約9年目でBASEの全ショップの流通総額が1,000億円を突破しました。


【2022年1月】ECカートサービスでは業界初となる特定商取引法の非公開設定機能をリリース

2022年1月におけるBASEのショップ開設数は170万店舗を突破しました。

ネットショップ開設数の増加速度こそ鈍化していますが、この時、EC業界を大きく変える機能をBASEがリリースしました。

ネットショップの運営において、特定商取引法に関する表記は掲載が義務付けられています。

企業の場合は会社住所など法人情報を掲載するのですが、個人の方の場合、個人の住所や電話番号を掲載しなくてはなりません。

個人情報をネット上に公開したくないという方は、バーチャルオフィスを借りたい、ネットショップの開設そのものを諦めてしまう方もいました。

BASEのこの特定商取引法の非公開機能のリリースは当時はECサイトサービスとしては唯一の機能でしたが、現在はSTORESやカラーミーショップなども同様の機能をリリースしています。



【2022年4月】BASE初となる有料プラン「グロースプラン」をリリース

BASEはこれまでは無料のプランしかありませんでしたが、2022年4月に月額5980円のグロースプランがリリースされました。

グロースプランは月額料金が5980円必要ですが、手数料が6.6%から2.9%に引き下がります。

売上金額が月商17万円以上のショップであればグロースプランの方が、残る利益が大きくなります。

最初は無料で出店してから、売上金額が月商17万円以上で安定してきたタイミングでグロースプランへ変更するというのがコスパを最大化する運営方法です。



【2022年5月】TikTok商品連携・広告Appをリリース

若者を中心に利用者の多い動画系SNS「TikTok」に広告を掲載できるようになりました。

TikTokは「TikTok売れ」という流行語も誕生するほどにニーズが高まっているSNSです。



【2022年7月】匿名配送機能をリリース

2022年7月におけるBASEのショップ開設数は180万店舗を突破しました。

フリマアプリのメルカリやヤフオク!では既に導入されていた「匿名配送」についてBASEでも対応するようになりました。

個人の場合、氏名や住所、電話番号までを非公開にできるため、安心して商品を発送できるようになりました。



【2022年8月】ショッピングサービスPayIDの累計ID登録者数が900万人を突破

以上がBASEのショップ出店数の増加と主要機能のリリースの歴史です。

BASEのメリットや機能については以下のページに詳しくまとめておりますのでこちらも参考にしていただければと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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