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♡今日のひと言♡志賀直哉


「青臭帖」(1937)


志賀直哉(1883‐1971~宮城・小説家)
1900年から約7年間、内村鑑三の門下であったが、やがてキリスト教を離れた。1910年に友人の武者小路実篤らと「白樺」を創刊し、同年に「網走まで」を発表。絶対的な自我の肯定に基づいた直観的描写で対象を鋭く把握した「剃刀」(1910)、「清兵衛と瓢箪」(1913)などで認められた。以降「城の崎にて」(1917) や小僧の神様(1920)などを書いたのち、唯一の長編小説「暗夜行路」(1922~1937)に着手した。1949年文化勲章受章。

今の時代では色々なものが非常な進み方をしている。
進みすぎて手に負えず、どうしていいか分らずにいる。
思想の対立がそれであり、科学の進歩がそれである。

「閑人妄語」(1955)


2023.11.23
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