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シニア・ミドル世代に伝えたい 学友(マナトモ)づくりのススメ

こんにちは、かみちゃんです。大分寒くなりましたねー。もう10月が終わりそう。何とか月イチ更新は守り記念すべき今年10回目の記事となります。

さて、社会人向けの履修証明プログラム(昨年はWSD、今年はADPISA)を受講して何が良かったの?と聞かれたら、一つはもちろん専門的な学びの濃さと答えますが、もう一つ聞かれたら、それは声を大にして「友達が出来たこと!」と答えます。
友達と言っても勉強するために集まった仲間なので、私は学友(マナトモ)と呼んでいます。
この学友が出来ることや、その有難さについては履修証明プログラムを受講するに事前には全く期待も想像もしていなかったことでしたので、嬉しいボーナストラックのようなものでした。
今回は、ぜひお勧めしたい学友づくりと、学友が出来ることのメリットをお伝えしたいと思います。


受講した2つの履修証明プログラムについて

本題に入る前に少し説明です。
50代に突入した昨年に青学WSD(青山学院大学ワークショップデザイナー育成プログラム)を履修修了。
そして今年は6月末からADPISA-H(青山・情報システムアーキテククト育成プログラム上級)を履修しているところです。
いずれも事前の予想を超える講義内容、これまでの自分の認識の枠組みを超える学びが多いプログラムで、本当に受講してよかったと感じています。
それぞれなぜ参加したのか?プログラムのどういうところが良いの?という事については、過去に書いた記事にありますので良かったらそちらをご覧頂けたらと思います。

WSDについてはこちら

ADPISAについてはこちら

本題とは違いますが、2つ共大変実りの多いプログラムでしたので本当にお勧めです!

学友が出来るまで

さて、本題に入ります。
まずどうやって学友が出来たのか?という事ですが、WSDについてこの問いは愚問です。
期間中の約3か月、最初から最後までほぼグループワーク、それも毎週のように色々な人と関わるようにプログラムが設計されています。
ですから、どんどん知り合いが出来ていきます。また毎週のように懇親会という名の飲み会がWSD名物の居酒屋「中西」で繰り広げられます。ですからどんどん名前(といってもニックネーム)と顔が一致していき、お互いをニックネームで呼び合う仲になっていきます。ワークショップデザイナーになろう、という人たちの集まりなので、コミュニケーションにも積極的な人が多いのは特徴かもしれません。
一方のADPISAは、WSDと比べると「大学の講義」といった雰囲気ですから、講義中にグループワークがあれば話しはしますが、それ以外の関わりをどうしようかと皆互いに探っているような雰囲気に見えました。
ですが2回目の講義の後に、懇親会を開催してくれた方がいて、それで一気に仲良くなれました。ASPISAは同期が20名とWSDの1/4くらいの人数なので、逆に仲良くなりやすい面もあるかもしれません。
どちらもそれなりの年代の大人の集まり(40代以上が多い)なので、一定の社交性は持っていますから、あまり意識しなくても友達は出来ると思います。

学友が出来ること そのメリット

では、そんな学友が出来ることのメリットはどんなことでしょうか?
大きく3つあると思います。

1.多様な業種・キャリアの面々との交流で視野が広がる

 WSDでは、キャリアコンサルタント、人事、NPO、IT企業などなど本当に職種は様々な人たちです。年代も20代~60代までと幅広く、場所も北海道から九州まで何と通ってくる人がいる!とユニークでバラエティに富んだ仲間でした。
 ADPISAは、情報システム系の学びですからIT関係が多いですがそれでもコンサル会社、SIer、一般企業のIT部門の方、スタートアップの方など多様でした。
 ですから普段は聞けない業界事情やそれぞれの仕事のお話が聞けてとても勉強になることばかりでした。

2.利害関係の無いフラットな関係が心地良い

 これもとっても良かったことでした。当たり前ですが、会社ではありませんので、会社の中での肩書や年齢など関係なく、率直に意見を言い合う関係が出来ます。(これをWSDでは「肩書外し」と言います。)会社ではいかに忖度されていたのか、していたのかが分かる屈託のないやり取りの中で、新たな自分の一面に気づいたり、忘れていた自分の再確認が出来たりします。
(時にはグサっと来るフィードバックがあっても、その有難さがじわっと湧き上がる感じ)

3.一緒に学ぶから楽しいし学びが深まる

 一人で学ぶことはさんざん学生時代や資格試験などでやってきましたよね? 2に書いた新たな気づきを得られる事とも繋がっていますが、同じものを一緒に学ぶ仲間の存在、そして交流や意見交換をすることで、学んだ事の理解が深まったり改まったりします。経験学習モデルでいう省察やリフレクションは、一人では十分に行えません。一緒に学ぶ仲間の存在があって良質な振り返りが出来るのだと思います。
 あと加えて一つ言うと、次の学びについての情報が沢山集まります。
「かみちゃんは来年どうするの? 私は~~~を受けようと思っていて・・・」といった会話が随所に出てきます。とても参考になると同時に、学びのモチベーションを上げてくれる存在なのです。

ということでお勧めです

40代を超えると、子育てなどで忙しく家庭と仕事の往復になる方も多いと思います。また、コロナ以降の急ピッチな世の中の変化によって、これまでの正解が通用しない或いはこの先の正解が分からずモヤモヤしているミドル・シニア層が増えていると感じています。かくいう私もそういう時期があった事は否定できません。
そんな中、私にとってはここで紹介した学友の存在が、ある時は癒しであり、ある時は先生であり、またある時は背中を押してくれる存在になりました。
きっと人生を豊かにしてくれる、大人の学びの機会へのチャレンジと学友との出会いをお勧めします。

それでは。

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