ブラック企業から退職するために実際に打破した7つの枷(前編)
10/10 後編追記しました
ブラック企業に入社後、
退職するまでに3回の退職願いを出しました。
2回は慰留により思い留まってしまいました。
原因は自分のマインドです。
最終的に退職した後、
それらが自分の枷になっていたとわかりました。
今回は前後編に分けて、
どんな枷があったのか紹介をすると共に、
どう打ち破るべきなのかを振り返ります。
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■退職決意を鈍らせる、様々な枷
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1.次の仕事が見つからない
正確には、次の仕事を見つける時間がない。
有給休暇が取れないのだから当たり前です。
転職エージェントに頼ろうにも、
頼る暇がない。
2.自分が辞めたら迷惑がかかる
退職を一番最初に上司に相談した時に、
周りへの配慮、責任を求められました。
■1回目の退職相談時の上司の言葉
「そんなら勝手にすればいいけど、それすべてお前の責任やからな。お前が抜けても俺は困らん。どうだってええよ。俺には迷惑をかけてもいいけど、でもな、周りに迷惑をかけたらあかんやろ。人として」
3.この程度でやめたらどこにいってもやっていけない
この程度で弱音を吐くなと。
■当時の仕事環境
仕事を納品すれば悉く却下され
問題点を聞くも自分で考えろの一点張り。
結果、仕事が終わらず。
なら終わるまで帰るな、金は出さんと。
4.まずは三年やってみろ
これは親しい周囲からの言葉でした。
この異常な状態を説明しきれず、伝わりきらず。
3年もせずに辞めた場合、
「こんなに短い期間でやめるということは
本人の人間性に原因があるはず」と思われ、
次が見つからなくなるのでは?
と心配頂きました。
5.自分は会社に必要とされている
「お前にしかこの仕事はできないんや」
普段散々クソミソにされているので、
そこに存在意義を見出してしまいます。
なんかDVみたいですね。
それだけ思ってくれてるなら、
今後は待遇が改善されるかもと
毎回期待していました。
その場限りの言葉でした。
というより、厳しいのは期待の裏返しだとか。
6.会社への諦め
この上司がずっと上司でいられる
=人事部門も同類なのでは?
という推定事実から、
会社での改善を諦めていきました。
普段、人事が私達の仕事を視察する訳でもなく。
訴えたとしても上司との三者面談になるリスク、
そこでひたすら水掛け論になるリスク、
その後さらに居づらくなるリスク、
人事への相談はリスクしか見えませんでした。
7.この土地を離れたくない
当時はダンサーとして、
プライベートは超充実した日々を送ってました。
当時は仕事のため、千葉の実家を出て
名古屋で一人暮らししていました。
ここを離れて実家にもどれば、仕事は救われる。
しかし近くの友達はゼロになる。
これが一番の悩みでした。
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■前編まとめ
1.次の仕事が見つからない
2.自分が辞めたら迷惑がかかる
3.この程度でやめたらどこにいってもやっていけない
4.まずは三年やってみろ
5.自分は会社に必要とされている
6.会社への諦め
7.この土地を離れてたくない
7はポジティブな事情ですね。
1〜6は、なんでこんなこと悩んでたんだろう。
そう思うと、環境って人を変えますね。
■後編:打破する考え方
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