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詩集 | 風邪気味のひろし

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詩集
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#詩

自分を好きになるための詩

しょうがない 君が 自分を嫌いになるのは しょうがない 君は 機械ではないのだから しょう…

浦田久武
2か月前
7

記憶

あたりを みわたしても 知っている人が 1人もいない だけど あなたが ぼくのことを 知ってく…

浦田久武
1年前
34

ありたい姿2

人の意見に左右されず 誰からも嫌われて たくさんの迷惑をかけて 期待を裏切って 怒ってて 自…

浦田久武
1年前
4

オセロで負けた

負けたらいつも泣いてた そしたら父も母も 俺のこと見て笑ってたんだ 息子が負けたことがそん…

浦田久武
1年前
3

かけっこで負けた

ただ悔しくて 速くなりたいと思った 速くない自分が嫌になった 速くない自分が嫌いになった …

浦田久武
1年前
6

偉そうに

君の言葉を 聞きたいと思っただけなんだ そんな聞き方なら 教えない そう言われて 君を傷つ…

浦田久武
1年前
19

勇気をくれたもの

泣くつもりなんて これっぽっちもなかった 涙はいつも 準備ができていたのに 目頭に いつも押さえつけられて 逃げ出すことを禁じられていた 解放されたい でも苦しみの正体が分からない 身体中に絡みついて 圧力がかかっている 圧力を跳ね除けることに 体力を奪われていた 涙さえ流すことができれば もっと自由になれるのに よく我慢してる という言葉に 偉かった という言葉に 敏感に反応して 目頭に力が入る 僕は僕に もっと優しくなれたらいいな 誰とも勝負をしてない

情熱

俺は君に会いたいと思っている! 君のことが本当に好きだ! 会いたい! 今すぐに会いに行きた…

浦田久武
1年前
8

言葉の海に潜り、理解の石を拾う

若者は 言葉の海を泳いでいる 海は 混沌としている どこに向かっているのか 何を目指してい…

浦田久武
1年前
18

耳鳴り

空気の音が 僕には聞こえる あの人がこういった この人がこういった 誰も喋っていないとき …

浦田久武
1年前
11

生きる目的

何のために生きている と、言われた その時は 昼食代を節約して カップラーメンで済ませてい…

浦田久武
1年前
18

心の底から休めない

明日休んでいいよ と言われた時 楽でいいなと思いつつ 働かないことに不安を感じる 僕が始め…

浦田久武
1年前
11

信じている

嘘をつきたくなって 自分を強く見せたくて 弱い自分を見られなくなくて 相手の悪いところばか…

浦田久武
1年前
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詩を書くことについて

分からないことを 知りたくて 言葉を並べてみた 思っていることを 伝えたくて 言葉を並べてみた 感じたことを 受けとめたくて 言葉を並べてみた 言葉は 私の友達で 時に親にもなり こちらが努力をすれば そばにいてくれるけれど こちらの努力がなければ とても遠くに感じる 言葉と私は 詩を通じて近づける 分からないことや 感じたことは 芯のそのまた真ん中にあって 言葉と感覚を 行ったり来たりしながら 辿り着くことができたり 迷ってしまったり 真ん中にあればある