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ふられた理由がしょうもないっていう話

こんばんは。
私は半年ほど前に、大学の同級生である元彼にふられました。彼とは1年生の時から2年近く付き合いました。しかし、未練があるかどうかというと、ないです。なぜならふられたりゆうがしょうもなさすぎたから。ではポジティブな愚痴を聞いてください。

「あとすこしが、我慢できなかった」

なぜ私がふられたのか、その経緯を書いていきます。まず、私は実家暮らしであるため、どうしても家のルールというものに従わなければなりません。まだ社会的に未熟な私は、家から追い出されたら生きていけないですから。そして、そのルールが別れの火種となりました。

今回の元彼との別れにつながったものが具体的にどういったルールだったかというと、「①あらかじめ宿泊の予定がない限り、日付が変わる前には家に帰らなければならない」「②就職先が決まるまでは異性との外泊禁止」といったごく一般的なものです。

②のルールに関しては、外泊自体は問題ないのだから、女友達と泊まりに行くと伝えて出かければごまかせるのでは、と思う人も多いでしょう。私もそう思います。しかし、なぜ私はそれをしなかったのか?それには理由がふたつありました。

ひとつめは、実は私は女友達との宿泊自体、片手で数えられるくらいしかしたことがありません。だから、私が泊りがけで出かけると、それが親にとって大きなイベントのようにとらえられてしまい、ごまかしづらかったのです。

ふたつめは、彼との将来を真剣に考えていたから。親に知られた場合に彼の信用は大きく損なわれ、いい将来が見えなくなってしまいます。私はそれを避けたかった。ずっと一緒がよかったから。

以上二つの理由から、元彼には就職が決まるまでの2,3年間お泊りを我慢してもらうようにお願いしていたのです。もっとも、長く付き合ったり私の両親と仲良くなったりして信用を得られれば、泊まりで旅行したりしてもいいよと言われていたので、あと少し待てれば叶ったのかもしれませんが。

しかし、やっぱりまだ大学生。遊びたい盛り。「女の子とのお泊り」への憧れは簡単になくなるものではなかったのでしょう。私はふられました。私をふった1週間後に彼は女の子と夜通しドライブをしたといいます。なんだか悔しいような、腹が立つような、だけどおかげですぐに吹っ切れました。女の子ならだれでもよかったのでしょう。

私はそういうやつの「とりあえず彼女が欲しい」の相手をするような人間ではありません。たかだか2,3年、辛抱強く待てるほど私のことを好きじゃなかったんだと思います。

「出来ないこと」より「出来ること」に目を向けよう

ここまで「今、出来ないこと」にスポットライトを当てて話をしてきました。
しかし、それをポジティブに捉えることはできないでしょうか?さらに、「今、出来ないこと」よりもはるかに多く存在する「今、出来ること」にも、もっと目を向けてみませんか?

お泊りができない、つまり深夜12時~朝6時くらいの時間帯を一緒に過ごせない。その時間帯って、普通の人は寝ている時間。じゃあ寝ればいい。そっちの方が健康的だ。(あ、これは屁理屈ですね、)

いまお泊りは出来なくても、他に出来ることはたくさんあります。「昼間のデート」「学校帰りのごはん」「休日の日帰り小旅行」「夜中に長電話」「早朝からドライブ」などなど……あげれば無限に出てきます。

「就職したら泊りがけで遠いところに旅行に行こう」と、楽しみに思いながら日々を過ごす。そんな素敵な目標を掲げてお金を貯める。これほど幸せなことはないと思います。

もちろん本当は、私だってもっと自由に生きたいです。だけど、今だけ、少しだけ、我慢します。今も十分幸せだけれど、より楽しい将来のために。

こういう私の考え方を受け入れてくれる人がいますように。

おやすみなさい

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