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私の・私が・私は・

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2023年3月の記事一覧

潮来 いたこ

世界各地からの観光客が、戻って来ました。やはり耳が慣れているせいか(格好付け過ぎ?)イタリ…

三婆

バスの前方に座った、三人の老女。 大きな声で、延々喋っています。最後尾の私に迄聞こえる位…

工芸

「漆芸の人間国宝による技の実演講演」との、ながーい題名の催しに参加しました。北の丸公園にあ…

珍しい木

親友に孫が生まれ、お祝いに行った時の事です。庭に木を植えている人がいました。 「大川、こち…

割引など

「大川さん、免許証持って来た?」 (えっどうして、電車で来たのに!) 「国立博物館の平常展示、7…

紙幣

いよいよ茶会の多くなる季節が、やって来ました。ピン札を何枚も、用意しています。 それと共…

選挙の年

又従兄弟の娘が、ある議員の事務所で働いています。「お兄さん、今度○○さんの集まりが有ります。来てくれますか?」(はい、行きますよ)普段は喧しい、私の素直な返事です。 二つ返事に驚いた様でした。(彼は大学の後輩。同窓会から役員には、必ず出てくれと依頼があった)「もう一つお願いが、着物で参加してくれますか? 他の人が大川さん、来ていると目立つから」 (それは駄目、和装で行けば茶道団体の人と思われる。あくまで個人での、参加だよ。誤解を生む事は、してはイケナイ!)「お兄さん堅いから

俳句 箪笥

「男なれど 洒落着一枚 花衣」 銀座松屋デパート、お洒落な 品が多く好きな店。 呉服売場で面…

俳句に憧れ

その昔、古書店で明治の文豪幸田露伴の短冊と出会いました。 「年々の 花に背かぬ 着道楽」 粋…

旅立ち

愛弟子が修行の為、永平寺に上山しました。16歳から6年間、手塩に掛け育てました。歴史好きな…

人物図鑑 G様

山手線向かい側の席に、色鮮やかな青のコートを着た70代の人が。恵比寿から乗り込んだ若者が「…

ほんまに!

京都へ出かけるべく、東京駅から新幹線に乗り込みました。珍しく指定席に しました。学生さん…

和漢朗詠集の漢詩

背燭共憐深夜月 踏花同惜少年春 ともしびを そむけては ともにあわれむ しんやのつき はな…

表鬼門

久しぶりにたっぷり時間が有り、大好きな「伊勢丹」を探検して来ました。 まず男の新館から 一番驚いたのは、若い人が高価な洋服を買っている事でした。地味な色柄で、ユニ○○・無印○○・と言われても見分けがつかない様な品。それが25000円と言われてもねー 海外ブランドのコーナーで、着ている綿のジャンパーを聞かれました。 「お客様お洒落な品ですが、どちらの?」(これはアルマーニ・ジュニアの品物、体が小さいから着られる。)「靴もイタリア製ですか?」(フェラガモの女物、足が小さいから