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カンポンさんの説法~流れを超えて(15)運河を渡りたければ、かかっている橋を渡ればいいんです


カンポン・トーンブンヌムさん。


24歳の時の水難事故で

全身麻痺の障害を負い、失意のどん底を味わうこと16年。


しかし、カムキエン師と出会い、気づきの瞑想実践によって

「体に障害はあっても、

 心まで障害をもたなくてもいいんだ!」

と気づき、人生の最期の瞬間まで

苦しまずに生ききった方です。


2016年4月23日に亡くなられましたが

彼が生前伝えてくれたたくさんの説法やメッセージは

色褪せることなく、今も苦しみを抱えながら生きる

多くの人たちの支えになっています。


彼の説法を訳していきます。


内容は、

「流れを超えて(カーム・クラセー)」

これは、2008年3月16日に

バンコクのラーチャモンコン技術大学にて行われた

NPOガラヤナタムのイベントでの説法です。


第15回目の今日のタイトルは

「運河を渡りたければ、

 かかっている橋を渡ればいいんです」


なんだか、当たり前のフレーズですが

流れを超える、というこの説法も

重要なたとえとなるお話です。


この説法は約1時間ほどあります。

カンポンさん全盛期と言ってもいいほど

エネルギーに満ち溢れていた時期の説法です。

その時の動画がyoutubeにもアップされています。


さらにその時の説法は

タイ語ではすでに本になっているんですね!

その動画もご覧になりながら

内容をお読みいただけると嬉しいです。


カンポンさんの表情はもちろん

お話を聞かれているタイの皆さんの姿も

ご覧いただけると嬉しいです。


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