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カンポンさんのドキュメンタリー『最後の旅』(10) 呼吸があれば、役に立つことをさせてもらいます。呼吸が止まり、死ぬべき時が来たら休ませてもらいますね


タイ仏教、特に
東北タイにある森の寺
スカトー寺に縁あるお坊さまたちの説法を
翻訳して毎日お届けしています。

登場いただくのは、久しぶりの
カンポン・トーンブンヌムさん。

24歳の時に事故で全身麻痺。
失意の日々を16年間過ごされましたが
スカトー寺先代住職カムキエン師と出会い
気づきの瞑想実践を極め
苦しみを超えていかれた方です。

2016年4月23日にガンで
亡くなられましたが、今なお彼を慕い
彼の生きた姿勢やメッセージを多くの方が大切に
しておられます。

訳しているのは、まだ訳していなかった動画

『最後の旅』

です。

これは余命告知を受けたあとの
カンポンさんの様子をドキュメンタリーにしたものです。

貴重な映像もたくさんありますので
ぜひ動画と一緒にお読みいただけるとより
カンポンさんの修行の様子が伝わるかと思います。

今日の部分のタイトルを

「呼吸があれば、役に立つことをさせてもらいます。
 呼吸が止まり、死ぬべき時が来たら                           休ませてもらいますね」

としました。
 
    ちょっと長いタイトルですが
 カンポンさんの晩年の偽らざる心境。

 この言葉から
 多くの学びを得ることができますね。

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