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カンポンさんの説法~流れを超えて(20終)世界の流れとは、苦しみの流れ


カンポン・トーンブンヌムさん。


24歳の時の水難事故で

全身麻痺の障害を負い、失意のどん底を味わうこと16年。


しかし、カムキエン師と出会い、気づきの瞑想実践によって

「体に障害はあっても、

 心まで障害をもたなくてもいいんだ!」

と気づき、人生の最期の瞬間まで

苦しまずに生ききった方です。


2016年4月23日に亡くなられましたが

彼が生前伝えてくれたたくさんの説法やメッセージは

色褪せることなく、今も苦しみを抱えながら生きる

多くの人たちの支えになっています。


彼の説法を訳しています。


内容は、

「流れを超えて(カーム・クラセー)」

これは、2008年3月16日に

バンコクのラーチャモンコン技術大学にて行われた

NPOガラヤナタムのイベントでの説法です。


今日でこの説法は終わりです。


第20回目の最後のタイトルは

「世界の流れとは、苦しみの流れ」

です。

流れを超えるというテーマ。


誰にとっても本当に大切な

人生の指針となっていくテーマだと思います。


それでは、最後の部分を

どうぞじっくり味わってお読みください!


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