タイ人の主人に聞いた<ちょっとびっくりな日本はこんなところランキング!>
海外生活あれこれ、最後のテーマになりました。
タイに住んでいると、現地の人から
真剣な顔で質問をされることがあります。
日本には、今でも本当に「ニンジャ」がいるのか?
とか。
おいおい(笑)
いろんな情報が世界中に伝えられる時代ではありますが
それぞれの国のステレオタイプなイメージが
強く現地の人に影響していることを
気づきます。
そんな現地の人から見た日本のギャップ、がテーマ。
私は、もっとも身近な現地の人。
タイ人の主人の目から見た、びっくり日本!
という形でランキングでお届けしてみようと思います。
彼は日本に数回行ったことがありますので
その体験をもとに語ってくれました。
違う文化や社会に触れると見えてくるもの。
私が気づかなかったことが、たくさん見えてきました。
では、行きます!
第5位:まだ使える自転車がたくさん捨てられている!
主人は自転車が大好き。
日本に行くと、ママチャリに乗っている方や
さっそうと自転車に乗っている方にすぐ視線を向けています。
公園などにけっこう自転車が捨てられていたりすると
すぐに気づきますね。
タイ(おそらく東南アジアの近隣諸国も)では
日本の中古自転車がいっぱい売られていて
中古であっても「made in JAPAN」のブランドの威力は
まだまだ絶大です。
ちなみに今主人が乗っているママチャリ中古自転車は
名古屋の、ある高校のステッカーが貼られています(笑)
第4位:道のそばに大量に並んでいる大きな箱は何?
主人が日本でびっくりしたもの。
そう、自動販売機。
水や飲み物がすぐに手に入るので
驚いていました。
確かにタイではほとんど見かけません。
その代わり、バイクに荷台をつけた
モバイルカフェ(?)のニイちゃんが
コーヒーや紅茶などの飲み物を道で売っています。
第3位:別れ際の「ありがとうございました」は何回?
日本の方と会って、別れるとき。
これは私は全然意識していなかったのですが
「じゃあまた!ありがとうございましたー」
と言ってから
また少し歩いて振り返り
「ありがとうございましたー」
そして、またまた
「ありがとうございましたー」
と振り返り
また
「また会いましょうねー。ありがとうございましたー」
とお辞儀や手を振る。
一体何回ありがとうございました、言えばいいんだ?と
最初彼は困惑していました。
タイ人は、別れの挨拶をしたら
たとえまだ視界に入っていても、あっさり。
何も言わずに去っていくのが普通。
なので、
名残を惜しむ日本の別れぎわに、驚いていました。
なるほど、そう言われてみれば
確かに!
無意識に
「相手の顔が見えなくなるまで、心を向け続ける」ということを
やっているなあ、と気づきました。
第2位:学校?寺?会社? 何の建物かわからない!
タイでは、
学校は、学校の建物のスタイルやデザイン。
お寺は、お寺の建物のスタイルやデザイン。
役所は、役所の建物のスタイルやデザイン。
などがほぼ似ています。
しかも、看板がでかい!
なので一目で、これは学校だ、とか寺だ
ということがわかります。
そういう文化の中で育てきたので
日本の建物はわかりにくい、とよく言っています。
字が読めなければ、何の建物かわからない。
しかも、看板がどこにあるのかもわからず
小さい。
モダンな建物の小学校が、オフィス街にあったとき
全然小学校とは想像もできなかったと
語っています。
色もタイは、原色系を使うのが多いので
シックで、あまり目立たない色を使っている建物が多いのには
どこへ行っても違和感があるようです。
第1位:なぬっ?お寺に泊まれないー!?
主人はお坊さん歴が長かったので
おのずと仏教には関心があります。
一番びっくりしていたのが
日本ではお寺に自由に泊まれない、ということ。
タイではお寺はオープンな場所というのが常識なので
住職さんに相談して、場所が空いていれば
基本的に誰でも泊まれます。
食事も托鉢の残りをいただけて
お代は、お布施。
もちろんお布施の額も決まっていませんので
自分で払える分だけでOK、なんですね。
旅の途中で最悪困ったら、お寺に泊まらせてもらおう。
そう考えるタイ人。
日本だとお寺は扉が閉まっていて
ほとんどのお坊さんには家族がいますので
プライベートスペース。
この現実を知らないタイ人が多いので
知るとちょっとショックを受けます(笑)。
。。。。。。。。。。。
ところ変われば、、、なことなんですが
彼の視点から見える日本から
また私もいろんなインスピレーションをもらっています。
知らないことは
お互いまだまだたくさん。
これからもいろんな素材を学びにして
タイと日本を往復しながら
互いの豊かさを分かち合えるといいなと思っています。
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