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同じカテゴリの人間は、価値観が似てくる

新卒で入社して勤続年数は15年を超えた。転職未経験。

ソフトウェア開発の会社に入社して、TOBによる吸収合併、グループ会社への事業部門まるごと移管、職種変更、親会社への出向。
転職はしたことないけれど、状況はぐるぐる変わっている。

親会社への出向は、業種が違うこともあり価値観が違いすぎてビビった。社風どころの話じゃない、文化が違う。

そして最近は、会社の仕事とは別に星のソムリエとしての活動が増えた。公園施設の方、里山NPOの方、広報担当の方とか。。。今までに出会った事のない業種の方々とお会いする機会が増えた。
話せば話すほど、考え方が違っていて驚く。仕事相手に対する接し方も何だか違う。

そうやって、今までとは違うタイプの方と接するようになると、改めて感じるのが「業種が同じだと価値観は近いなぁ」ということ。
親会社であっても業種が違うと価値観が合わないことが多い。むしろ同業他社の方が考え方が近いと感じる。ソフトウェア開発者は提供する価値がどこの会社も同じだから、考え方も似通ってくるのだろう。

この価値観が似通ってくるというのは、意識しておきたい。
きっと「愛好家」もおなじだから。

愛好家が集まって、イベントを考えるとアイデアが偏る。

ファンが集まって「伝えたい」と考えるものは、身内ウケしかしないことがある。仲間内で簡単に共感を得てしまうと、お客さんが本当に喜んでくれるか?という視点を忘れてしまいがちになり、自分たちの自己満足で終わったりするからなのだと思う。

愛好家だけの集まりは身内ウケで問題ない。でも一般の人に受け入れてもらうためを考えるならば、価値観の違う人との意見交換も忘れてはいけない。大事なのは「相手に伝わる」ことなのだから。

同じ仕事、同じ趣味の仲間は価値観が近い。
だから、あえて価値観の違う人との関りを積極的にして学びを得たいなと思っている。


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