価値感の変化

思春期の頃はだれでも多少不安定ですよね。生きることに貪欲な一方で、自分に価値を感じられなくなったりすることも、若い頃はありました。
「僕たちはガンダムのジムである」という本には、ガンダムになれるのは1%未満の人間で、ほとんどの人はジムとして一生を過ごす、と何度も書かれています。

自分が高みを目指そうとしたのも、唯一無二の存在にならないと意味がないと思い込んでいたのも、幼少期から見ていたメディアの価値観の刷り込みが大きかったのかなと思います。

今は大人になったので、生活を回しているだけですごいことだと知っているし、有名な人や成功者よりも自分の身近な素敵な人たちの言葉やふるまいに、教えてもらうことが多いです。

大学生の時に精神疾患を罹ったのも、日本の学校教育のシステムが自分に合っていなかったのかも知れないと思うようになりました。小学校の頃から学校生活を心から楽しいと思えた事はなく、中学、高校となんとかやり過ごして、大学入学で限界が来たんだと思います。

学校教育が終わってからは、人生はだんだん楽しいものになり、今が人生の中でいちばん楽しく充実している気がします。好きな人とだけ付き合い、面倒な付き合いのある団体やグループにも属していないので、自由です。

自分が感じてきたように、集団生活になじめなくて苦労している人は沢山いるように思っています。

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