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BOOK📚読書ノート⑤

「舟を編む」を読みました。
2012年の本屋大賞受賞作です。

三浦しをん「舟を編む」
図書館で借りた本。
「水濡れあり」の注釈付き。
透明カバーが水膨れしてます。
(まるで航海しているみたい🚢)


出版社の営業部員・馬締光也は、言葉への鋭いセンスを買われ、辞書編集部に引き抜かれた。新しい辞書『大渡海』の完成に向け、彼と編集部の面々の長い長い旅が始まる。定年間近のベテラン編集者。日本語研究に人生を捧げる老学者。辞書作りに情熱を持ち始める同僚たち。そして馬締がついに出会った運命の女性。不器用な人々の思いが胸を打つ本屋大賞受賞作!

*読書メモ*

「辞書とは、言葉の海を渡る舟」
「海を渡るのにふさわしい舟を編む」
(編む:いろいろの文章を集めて書物を作る。編集。)

辞書を編む。
辞書編集部(言葉の達人)の物語。
読み応えのある本でした。

辞書作り。
想像を絶するような膨大で莫大な作業。

20万以上の見出し語、原稿依頼、用例確認、校正刷り、
さらに
表紙の装丁、辞書の紙質(ぬめり感)、インク選び、
一つ一つが丁寧に進められていく。
(思わず辞書を抱きしめたくなりました)

そして、無事に辞書は完成!
今度は改訂版を編み始めることに・・・。
「航海に果てはない」
また航海に出発です。

(ありがとう馬締まじめさん)
(これからもガンバレ!馬締まじめさん)


*追記*

本を読み終えた頃、NHKドラマ「舟を編む」最終回を見ました。
コロナの視点も加わり、ドキドキの展開でした。

原作とは 少し違う終わり方でしたが、こちらも良いドラマでした。

(松本先生が元気になって良かった!)
(ラブレターの事は、本人には伏せておいて欲しかったかな・・・)



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