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BOOK📚読書ノート⑪

「祝祭と予感」を読みました。

恩田陸「祝祭と予感」
図書館で借りました。


*読書メモ*
「蜜蜂と遠雷」スピンオフ短編小説集。

祝祭と掃苔
マサル、亜夜、塵くん。お墓参りする話(笑)

獅子と芍薬
ナサニエルとミエコ。2人の出会い。

袈裟と鞦韆ぶらんこ
「春と修羅」二人のケンジに捧ぐ物語。

堅琴と葦笛
ナサニエルとマサル。師弟関係になる話。

鈴蘭と階段
奏ちゃんの楽器。亜夜と塵くんの近況あり。

伝説と予感
塵くんとホフマン先生の出会い。


*感想*

「蜜蜂と遠雷」の続編があったなんて・・・とても楽しく読みました。
マサルも亜夜も塵くんも、みんな大好きです。

今回、登場しなかった明石さんが気になりますが、
きっと音楽活動を続けていることでしょう。

その後のことを もっと知りたいです。
さらに続編を希望します!




「蜜蜂と遠雷」
本とCDを持っています

恩田陸「蜜蜂と遠雷」

年ごとに開催される芳ヶ江国際ピアノコンクール。「ここを制した者は世界最高峰のS国際ピアノコンクールで優勝する」ジンクスがあり近年、覇者である新たな才能の出現は音楽界の事件となっていた。

養蜂家の父とともに各地を転々とし自宅にピアノを持たない少年・風間塵16歳。
かつて天才少女として国内外のジュニアコンクールを制覇しCDデビューもしながら13歳のときの母の突然の死去以来、長らくピアノが弾けなかった栄伝亜夜20歳。
音大出身だが今は楽器店勤務のサラリーマンでコンクール年齢制限ギリギリの高島明石28歳。
完璧な演奏技術と音楽性で優勝候補と目される名門ジュリアード音楽院のマサル・C・レヴィ=アナトール19歳。

彼ら以外にも数多の天才たちが繰り広げる競争という名の自らとの闘い。
第1次から3次予選そして本選を勝ち抜き優勝するのは誰なのか?


一次予選から最終予選まで、一人ずつ1曲ずつ、演奏者や聴いている人の心の動きまで細かく書かれています。

登場人物も多くて読むのが大変でしたが、その後も何度も何度も読んでいる、私のお気に入りの本です。

CDは、ティータイムのバックグランドミュージック。
毎日聴いています。



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