途中リタイアした人の要因

🌀離脱の原因と共通点

残念ながら、途中で離脱してしまった方の分析を行なったところ、全て「メンタルの不安定」からくる離脱だった。

ではなぜ「がんばる!」と腹くくって決意したにも関わらず、途中でメンタルが崩れて2ヶ月完走できなかったのか?

原因を探ると「お金」「男関係」「多忙
大きく分けてこの3つが原因だった。

ここだけ切り取ってみると、我々ではサポートしきれない外的要因が強く、そしてその影響はかなり大きいと断定できる。

お金」「男関係」「多忙」この3つが
夜職女性のメンタルとに大きく関わっているということが、2ヶ月モニターを通して確信に変わった。

具体的にどんな流れで
離脱に至ったのかみなさんに共有したい。



🌀お金絡みの離脱者

借金がのちに発覚した 
 Kさん 29歳 ソープ

Kさんの応募フォーム。
ネットを鳴らしたい!というのは
稼ぎをまだ上げたいのでは?
ダイエットを機に
きっかけとなればという思いで
審査を通させていただいた。

責任感が強すぎるが故に、病みやすい性格だったKさん。前向きでがんばるスイッチが入る時もあったが、凹むときはかなり深刻に。

気持ちの波が大きく『どう導くのが得策なのか?』が限られた期間では定まらなかった。

もしかして、

ダイエットどころではない、何か深刻な何かがあるのでは?

と思いセッションを中断し、話し合いの時間を作った結果、ホストやその他含め借金800万が後に発覚。

そのストレスとプレッシャーで
過食が治らずリタイア。

ダイエットができる条件ではなかったので、もっと早い段階で気づいていればもう少し希望は見せられたのでは?と思う。


売掛と担当との関係性が原因
 Mさん 26歳 デリ

Mさんの応募フォーム。
好きな人をびっくりさせたい
という想いはすごく胸を打たれ
審査を通させていただいた。

誰よりも「変わりたい」と口にされていたMさん。しかし「過食してしまいました」と落ち込みながら素直に報告してくださった。これが来店のたびに続いたので、そろそろどこかで話し合わないと、と思い1時間トレーニングとは別で時間をとり、今のMさんの状況を整理した。

すると

担当に売掛が3桁残っていると後に発覚。
稼ぎもギリギリで、生活がやっとできるレベル。

その結果

メンタルが不安定になり過食を繰り返す。

とてもダイエットできる状態ではなく途中で中断。

まずは「売掛を払い切ってから再開しよう。」
ということだったがそのまま連絡はなく、離脱してしまった。


コンカフェ→お金のストレス
 Hさん34歳 メンエス×昼

Hさんの応募フォーム。
自分がどこまでやれるか知りたい
というのは僕たちも興味深く
サポートさせていただきたいと感じた。

自分の食事代や美容などより、メンズコンカフェの推しに使いたい意欲の高い方。収入の大半を使っていた。

スタートは順調で
体重が2kgくらい減って少し見た目も変わった。

しかし

徐々にペースが落ちていき、途中で離脱。
ペースが落ちた要因としては、身体の柔軟性が原因だった。

なのでストレッチ多めに設定し、徐々にできることからトレーニングをしたが、短期だったので本来実施する予定だった“強度の高いトレーニング“や、“エネルギーを発揮できるプラン“が組めずどんどん停滞していった。

ただ

心を開いてくれて推しの話を毎セッション話してくれていたので、ジムは順調に思えた。

しかし

それ以外の日常生活が問題だった。

食事管理や、ウォーキングをするなど、目標達成する上での管理が疎かだったので結果が出にくかった。

強度を上げるトレーニングができない分、もっと徹底的に食事管理をして、数字を追った方がよかったのかもしれない。

だが

推しに使う事で起こる金銭的なストレスも高かったのも正直否めない。食事の負担で離脱やリバウンドのリスクもあると考えた。そこの塩梅が難しかった。


推しに貢ぐも引き際見失う
 Mさん25歳 デリ×昼

Mさんの応募フォーム。
サクセンダをやっていたとの事で
健康に害するリスクが高いので
健康的なサポートができればと思い
実施に至った。

元々昼職だった、Mさん。
推しのBAR店員ができ、通い続けるためにはお金が足りないとなり、渋々夜(デリ)をはじめたそう。

実際働いてみると思いのほか収入が上がり、推しに使える額が増えたのだが・・・収入が増えた分使ってしまい泥沼に。

その結果メンタルにも悪影響

「何やってるんだろう」とふと我にかえり
今後どうするかかなり悩んでいた。

そのまま自分のために夜を辞めるか?続けるか?
悩んでいる最中に、リタイアの要請があり離脱。


🌀男関係からの離脱者

彼とのトラブルが多かった
 Hさん 22歳 AV

Hさんの応募フォーム。
憧れの女優になりたい
という想いは是非とも叶えたいと想い
審査を通過させていただいた。

明るく、受け答えもハキハキされていて元気な方だった。しかし、正直どこか強がっているようにも感じた

案の定

彼との関係性がうまく行っておらず、そのストレスからメンタルの状態が不安定に。

この状態で、仕事もダイエットもできる状態ではなく実家帰省。その後、間隔が空き、当日キャンセルも続いてそのまま離脱。

ジムの時くらいはポジティブに!と思ったが、やはり根っこにあるモヤモヤに、こちらもリスクを踏んで向き合う時間を作るべきだったか。

何が正解だったか分からないが
彼女の大丈夫を嫌われてもいいから疑うべきだった。


彼との同棲がストレスが原因
 Mさん 23歳 ソープ デリ

Mさんの応募フォーム。
お腹がぷよぷよすぎて醜い
ということでシンプルに
どこまで解消できるか?というので
審査を通させていただいた。

Mさんは自分で、我慢が苦手だと言われれた。特に食欲。ではなぜ我慢できないか深掘ったら、担当と同棲しているストレスや、在籍に関する不満が食欲を抑えられない原因だと分かった。

それに気がついたのはだいぶ後半で
Mさん自身が、“自分の課題“を自覚出来ずに日にちが進んでしまった。

不安」や「悩み」を自分の言葉で言えるようにできていたら、最適な提案と進め方が出来たと感じる。

結果的に

ストレスの原因を解消できず、そのまま食事管理が乱れたままで、それに対して自己嫌悪になりリタイアしてしまった。


担当からのプレッシャーでリタイア
 Tさん 22歳 出稼ぎ

Tさんの応募フォーム。
出稼ぎでそもそも通うのは厳しいのでは?
と思ったが、一度面談で決めたいと
感じたので面談を実施。
Tさんの想いを聞いて是非サポートさせてくださいと
こちらが想い実施に踏み切ってくださった。

担当に使う額からのプレッシャーでメンタルが不安定に。そのために出稼ぎを組むも、出稼ぎ先でもなかなか不安な状態は続く。

案の定、プレッシャーに押しつぶされそうになり
メンタルがどん底まで落ちた。

結局その影響で遅刻や寝坊、当日キャンセルがかなり続いた。過食も治らず、最終的には連絡がつかず離脱。

ダイエットどころではなかった。

この方に関しては「ホスト」「お金」「出稼ぎ」という環境で、どう導くのが正解だったのか分からないまま時間が過ぎてしまった。本人の意思を尊重する前提で、できるだけの選択肢を提案した上での離脱だったので悔しい。


彼がクレカを不正利用
 Sさん 30歳 ソープ

Sさんの応募フォーム。
ポジティブに生きれるように頑張りたい。
という部分は胸が打たれた。
恩返しというところを見ても
いい心を持たれているなと。
むしろ力にならせてください
ということで実施させていただいた。

Sさんはいつも文句の一つ言わず、弱音も聞いたことがない。いい頻度でトレーニングにこられていて、食事も管理されていて順調ではあった。

しかし、珍しく間隔が空いて
予約をされなかったので少し嫌な予感がした。

おそらく
ストレスを溜め込むタイプなのでは?

と疑っていたところ、結果は

同棲している彼氏にお金を勝手に使われた ということだった。当然、メンタルどん底。そのマイナスを取り戻すべく、出勤を増やし、疲労が続いてダイエットも成果も出ず休養へ。

そこから連絡のやり取りはあったものの
再開の目処が立たず、そのまま離脱。


ホストきっかけで自己肯定感が下がった
 Sさん 23歳 ソープ

Sさんの応募フォーム。
3ヶ月間必死になって頑張ってみたい
という想いは心を打たれる。
そう感じ審査を通過させていただいた。

Sさんは真面目で純粋で素直な方だった。
トレーニングは頑張れるのだが、自分に自信がない方だったので、ジム以外の日はどんな生活をしているのか?気になった。

実際、稼ぎは底まで多くないと。

また昼職も休職中で
やめて夜一本にするかどうか?

そして担当のこと仕事のこと
考えることでいっぱいいっぱいになっていた。

担当にお金を使うも
被りの可愛い子を見て自己肯定感に影響。

「自分はどうすれば。。」

と病んでしまい、そのまま地元に帰省。
その後、時々連絡は取れるものの、離脱。


🌀多忙からの離脱者

習い事と仕事で多忙だった
 Aさん 18歳 P活

Aさんの応募フォーム。
自分を追い詰めたら頑張れる
という考えはその通りであり
これを機にがんばれるのであれば
是非サポートさせていただきたい
ということで実施。

将来のために、習い事を掛け持ち。その費用をP活で稼ぐも、その影響で大学の単位が足りず留年の危機で不安と隣り合わせ。

そんな中で、病気にかかってしまい
このまま継続は困難という判断で離脱された。

スケジュール、考えごと、タスク、完全にキャパオーバーだと感じる。そんないっぱいいっぱいの中でも、我々で“課題や問題を細分化“させるための会話がもう少しできれば良かった。

やはり限られたセッションの時間内でトレーニングもして、ダイエットのサポートもして、となると時間が足りないと感じた。


💡どうすればよかったのか?

これは結果論だが

やはりダイエットに取り組むまでに
“必要な条件“は絶対あるな、と確信した。

メンタルとダイエットはかなり密接な関係にある。どれだけ想いがあっても、がんばると誓っても「お金」「男関係」「多忙」この3つから受けるストレスは我々ではどうしようもできない。

具体的なアクションとして
・自分の収入と支出を細かく把握する
・恋愛のトラブルの原因と解決法を把握
・振返りや、今後のことを考えるための会話

これらを全部明確にし
整理整頓する時間の確保が絶対必要不可欠である。

その上で

「こうなりたい」ではなく
「こうなるためにこういう行動をした」

という事実を積み重ねていく。

願望<実施していく事でしか、解決に進まない。

それができてダイエットできる環境が揃う。
(あとはやるだけの状態)

解決しないといけない課題や問題、トラブルが多すぎるとダイエットのことは後回しになってしまう。これはその人が悪いのではなく、人間というのはそういうもの。

なので僕たちは
ダイエットを始める前に

①彼女たちの問題について把握

②問題解決するためのプランをイメージさせる会話

これらを
入念に話す時間を確保する必要があると感じた。

その上でダイエットができる条件や環境、準備をを整えていくためのきっかけを作るのが、LaLaがやるべきことだと今回を通して実感した。

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