BTSがきっとこれからも寄り添ってくれるであろう安心感、そして今しか見られない張り詰めた弓のようなENHYPEN

STAY HOME期間中の「STAY GOLD」でBTSを好きになったので、私にとってのBTSは最初から今までずっと、この大変な期間にいつも寄り添ってくれ、時に辛さを慰めてくれ、癒やしてくれる心の拠り所です。

FNS歌謡祭のBTSのDynamiteは、ARMYへの愛に溢れていたし、ARMYじゃない人が観ても十分楽しくて嬉しいステージで、Good Morning AmericaやThe Late Late Showの凝りに凝った映像も圧倒されたんだけど、あんなふうに作り込まなくても、こんな風に喜ばせてくれるなんて、愛だな。と思いました。BTSだけじゃなくこのステージを作ってくれている方たち全ての。

何がかというと、セットの壁の絵はメンバーが出演の森の中のコテージで１週間ただただのんびり暮らすところをお届けしてくれた素敵なコンテンツ「In the SOOP」の中で描いていた絵で。正面後ろの赤・白・青の絵は釣り好きなジンニムが全く釣れずに宿に戻ってきた後「１匹でいいから釣らせて…！」と言いながら描いていた絵だし、右のピンクと紫の絵は多才すぎるジョングクがさらさらと描いた風景がで、左の点描の絵はナムさんが「なんでこんな画法を選んじゃったんだろう」と言いながら何日もかけて描いた宿の窓から見える風景を描いた絵。そして、Vがソロパートで見つめながら歌うあの絵は、肩の手術でお休み中のユンギ（SUGA）が描いた絵なんです。そして、もうすぐ12/4はジンニムの誕生日なので、だからジンニムの絵が一番目立つところにあるのかな…とかARMYたちは感動しきりです。

毎日のように公開される、いろんな番組やAWARDのステージのその全てで違った姿を見せてくれて、もう本当に幸せと元気いっぱいです。

寸分の狂いもないキレキレの激しいダンスも本当に好きではあるんだけど、こんな激しいダンスを何曲も続けて踊り続けることはどうしたって体力的な限りがあるよね…と少し切ない気分に、私はどうしてもなってしまうので、

こんなに圧倒的で余裕あるステージを見せてくれると、これから先10年後も20年後もこれはできるんじゃないかな。いつかは必ず終わりは来るんだけど、我らが嵐やSMAPのように、親子三代とかでずっとリアルタイムで好きでいられるくらい長くいてほしいし、いてくれるんじゃないかな。と思うような安心感がありました。どうかずっと長く健康に幸せで活動してほしい。

それからとうとう、こちらも私たちのENHYPENことエナイペンのみんながとうとうデビューし、日本の音楽番組の初ステージでしたが、本当に張り詰めた弓みたいな緊張感と美しさで、始まったばかりのENHYPENの”花様年華”をこれから一緒に楽しめるなんて楽しみです。

I-LANDから完全に感情移入して応援してきた目線で観ちゃうと、黒歴史キャラでおなじみのジェイをこんなに格好良くしていただいて…とか、ジェイクの大型犬みたいな無邪気さやソヌの愛嬌を見たいとか、ニキのすごいダンスをもっととか、ジョンウォンの可愛さをもうすこしとか欲は尽きないのですが、（ヒスンの圧倒的ヒスン感や、ソンフンの繊細な美しさは堪能した…！）

これからそれぞれの個性を際立たせた曲や演出はきっといくらでもしていくだろうし、個々の個性には賞味期限はないので、今はこの見せ方がベストなのね。と思いました。

日々、文字通り成長している彼らの、本当にこの時期この瞬間だけのビジュアルや雰囲気を、曲や歌詞、振り付け、衣装やヘアメイク、セットやMVのストーリーや世界観の全てで、これしか無いというくらいに表現していた。ENHYPEのみんなももちろんすごい才能なんだけど、Big Hitに集まっているスタッフの皆さん、すごいんだな…って思いました。

MVの昔のヨーロッパの孤児院的なイメージも、I-LANDのあの建物で世間と遮断されて過ごした彼らの数ヶ月の日々を彷彿とさせたし、そこで無邪気な少年からヴァンパイヤとして覚醒する、っていうのも厳しさをくぐり抜けてこれから勝負に出ていくぞ感がすごく出てて、良かったです。あと、こんなに顔がおきれいな子たちをお集めになられて…どうするの本当に…っていうのも、この世界観にぴったりだった。

BTSがくれる安心感と、ENHYPENを観ていて感じるひりひりしたワクワク感、そしてどちらも、私たちの想像や期待をいつだって超えてくるんだなっというのに、本当に恐れ多くも、ほんとうにありがたく、彼らの健康と幸せを今日も祈るしかないです。今日も明日もずっと、元気でいてください。