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色を見るだけで心が癒やされる理由

「色を見るだけで心が癒されるって本当?」


勉強している自分自身もそうですが、色見るだけで癒されたらストレスなんて0だろ!
って思いました(笑)答えは「YES & NO」です!

心の癒しに必要なプロセスの中で色が人に与える「色彩心理」を利用する事でようやく癒し効果を発揮します。カラーセラピーの目的は「今の自分を肯定し、本当に自分が望む状態は何かに気づくこと。」です。

目的がわかればそれに向かってどうすれば良いかも見えてきます。ただ、その目的が自分の本心からなのか?多くの人の場合、世間体や周りの人、または自分や親しい人のために「見せたい自分」を答えてしまいます。

社会的「見せたい自分」と「本当の自分(深層心理)」にギャップがあればある程ストレスになります。なぜなら、その人は「本当の自分を抑えて生活している」からです。

4つの効果が心を癒す

カラーセラピーの癒しには大きく分けて4つの効果があると言われています。

  1. アウェアネス効果 無意識の自分の気持ちに気づく

    自分の気持ちを口に出して表現することは意外と難しいです。なぜなら、人の心には2種類あって、意識できている気持ちと無意識の気持ちが有り、無意識の気持ちは文字通り意識する事は難しいです。(主に本能的な部分が無意識の気持ちに直結していると言われてます)そんな無意識の気持ちを色の力で意識し、気づかない様に追いやっていた本当の気持ちと対面する事で本当にやりたい事、本当になりたい自分の気持ちに気づきます。

  2. カタルシス効果 深層心理を表現し、浄化する

    日頃から心に溜まっていくストレスをカラーセラピーによって吐き出す事。そして、マイナス面ばかりでなく、自分の努力や結果により学んだプラスの事柄に気づく事で今までの出来事にもちゃんと意味が有りそれを乗り越えたからこそ今自分が存在できているという事に気づかせ心を浄化に導く。

  3. カウンセリング効果 他者に気持ちを伝え、心の問題解決に導く

    カラーセラピストと交流をする事で、気持ちを声に出します。そうする事で「今の自分はこうなんだ」を自分の言葉で現状を理解する事が大事になります。

  4. レクリエーション効果 色のワークで心を癒す

    色彩コラージュ技法(方眼が書いてある用紙に色紙を切り絵として貼っていき、そのコラージュ作品から深層心理を読み解く技法)が特に効果を発揮します!またグループワークなどで行えば童心に返った様に楽しみながら癒しを得る事ができます。

色が人に与える心理的効果

Free-PhotosによるPixabayからの画像

●深層心理を伝える●
色は深層心理に働きかけて人の無意識の感情を顕在化する効果がある。
例)特に体調が悪いわけじゃないのに気分が優れない、もやもやするなと言うときにその気持ちを表す色を選ぶと、直感的に選んだその気持ちを反映する色はあなたの深層心理からの訴えである事があります。

まずその原因を理解し、受け入れる事で解決策を考える事ができます。色を介する事でそこまで導く手助けをしてくれます。

●自己変容を促す●
「解決策」に向かう為の気持ちに作用する色を取り入れる事で気分がポジティブになり、色の心理を得る事で心がより良い状態に変化します。例えば、気持ちが落ち込みがちな人がダークカラーメインの色に囲まれた部屋や、服を身につけてはどんどん暗さが加速してしまいますが、そこに明るい色を多めに配置する事で気分が上向きになり気持ちが軽くなったと感じる事ができる様になります。

この様に、カラーセラピーといってもいろんな技法が存在しそれぞれに適切な効果を得る事で最大限の力を発揮します。

また、色は小物からでも効果を発揮する事ができる為、とても簡単に生活に取り入れる事ができる点も魅力だと思います。このご時世、将来の不安で荒みがちな心をたまに休めて充電するのも良いかもしれません。

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