【月報】2024年4月 捕獲したおレコード③・終
35歳の誕生日にレコードプレイヤーを購入、おレコードを捕獲し始めてから2年半が経とうとしてます。あっという間に捕獲物は300枚程になりました。
上の記事で計6枚のおレコードをご紹介してますが、実は4月に＋3枚、計9枚を捕獲しています。当たり前ですが、金欠のため筆者は5月から「レコ🈲(レコード購入禁止令)」期間に入ってます笑
①Gorillaz / Gorillaz
前回の記事で2ndアルバムを捕獲したと書きましたが、関連商品で出てきた1stアルバムが手に届く価格だったので、良い機会と思いAmazonで捕獲しました。
またまた2000年代の懐かしさ感じるラインナップですが、当時は全然知りませんでした。Blurのデーモン・アルバーンがやっているプロジェクトだと知ったのも最近で、何年か前にライブ映画を見てから遡って聞き始めました。
映画1本でこれほど好きになると思いませんでした。どれだけこだわりを持って曲やアニメーションを作っているかよく分かる内容で特に「M5. Clint Eastwood」のオムニコードを起用したエピソードが胸アツです。
いつか「M10. Rock the House」を元ネタの「Modesty Blaise」と繋いでループするプレイが出来たらいいなぁと思ってます。
②Undercurrent / Bill Evans & Jim Hall
こちらも「ベタ盤」ですがビル・エヴァンスの映画を見てから印象が変わった作品です。欲しいと思っていましたがタイミングが合わず、やっと手に届く価格でAmazonで発見したので再発盤新品を捕獲しました。
完全にリスニング用です。これこそ「ベタ盤」すぎるので、JAZZイベントのDJでターンテーブルに乗せたら怒られそう……と勝手に思ってます(この作品とコルトレーンはベタすぎる故、DJで流したら怒られそうな気がしてます笑)
オリジナル盤はガサガサした紙に印字されていたジャケットだと、何かの記事で読んだ事があります。そしてジャケットの写真は全く別の作品にも流用されている事が分かりました。
映画については別の記事で書きますが、薬物でどっぷりな上、徐々に人格もおかしくなっていく途中、仲間を事故で失ったビル・エヴァンスの悲しみが少し感じられる様な気がします。あ、気がするだけなのでね笑
③The Kinks are the Village Green Preservation Society / THE KINKS
昔から大好きな作品でずっと狙ってました。どうしても出会えない中、ようやくAmazonで手に届く価格の再発盤新品があったので捕獲出来ました。
お気付きだと思いますが、今回は全てAmazonで捕獲しております笑
大型レコード店で取り扱わないベタな再発盤新品をAmazonが3月ぐらいから大量入荷した様な気がします。
デビューした頃のロックなキンクスも好きですが、イギリスの田舎生活と古き良き時代に対する敬意をコンセプトにする辺りや牧歌的な感じがたまらない！THE BANDも好きなので、そういう牧歌的な音楽が単純に好きなだけな気がします笑
郊外のおじ様たちに向けて作られたイージー・リスニングを収集してDJしている私のルーツ、実は「The Kinks are the Village Green Preservation Society 」にある気がします。いつまで経っても田舎というか、オシャレを田舎で煮染めた価値観と言うか、とにかくサバービアン気質が抜けないと改めて感じました笑
当時はかなり批評を生んだとも書いてますが、いつ聞いても冒頭のハモリから沁みます。最高ですね。芸術は新しい事も絶対必要なんですが、立ち返る芸術も必要なんです。それが私にとって「The Kinks are the Village Green Preservation Society 」です。
以上、4月に捕獲したおレコード9枚についての記録でした。
やはり今回も1,000文字は優に超えてしまいました……。
もっとキュッとしてて分かりやすい文章を書くべきですね。買う機会がなかった「ベタ盤」をAmazonで捕獲出来たのが嬉しかったです。お陰様でAmazonポイントが結構貯まりました笑
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