2024/03/03 本はゆっくり読め

やっと休みになったので朝から寝てた。なぜこんなにも無駄に働いているのかと憤る。会社員は自分で仕事の仕組みを作ってないから、給料が会社に支配されるのは当たり前なんだけど時間が足りない。
厳密に言うと時間はある。足りないというのは未来を見すぎてるから感じる感覚で、今この瞬間にやることにだけ集中していれば足りない感覚は減るはずだ。
未来を見すぎると今が疎かになる。そもそも未来は存在しない。今あなたがイメージとして作り出している妄想が未来だ。瞬間瞬間の今が繰り返され続けている。今だけがある。

本をゆっくりと読もうと反省した。この反省はもう人生で5.6回やっていて、電光石火の音速高速の反応速度が自分のくせだからどうしても先へ先へと進もうとしてしまう。わからなくても進んでしまうくせのせいで、わからない場所があっても全く気にならない。わからないものは、わからないと諦めているのか、なんなのか。

わからなさに対して向き合うのが今年のテーマだ。ゆっくり学び、静寂を味わい、自分が何を最も大切にしてるか探究する。

ドゥルーズの本を色々買ってしまった。買ったのはカッコ良さそうだから以外は何もない。詩的な感じのドゥルーズの文章はもともと好きだった。なぜ読むのか? の問いにはいまだよく答えられない。切実に何かをわかりたいという問いがあるわけでもない。自分の哲学を作りたいというわけでもない。なんとなく面白そうだからで別にいいか。

賢くなりたいという欲望はある。もともと運動と体を動かすのは得意だったからそれはできるからいい。頭をうまく回転させて、自分の意見や何かを考えるのは得意ではなくて、だから本を買って読んだりしてるのだろう。本を読めばより深く考えられるという想いがある。

しかしだ、本を読むだけ読んでその本に対する考えを考えようとしないと、考える力は身につかない。何十年も読んできたがいまだについている気がしない。量をこなそうとするあまり、読み飛ばしすぎて、考えるができてなかったんじゃないかと思う。

きちんと読むためには読書の感想をしっかり書く必要がある。何に対してどう思ったのか。どこが面白く響き、どこが響かなかったのか。こういう当たり前の書評を考えるために書いていこう。

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