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松本うらまちを舞台にした演劇「オヒガンホリデー」、いよいよ初日です

松本・うらまちのかつてショーパブだった空き店舗が小劇場に!

うらまちっくストリートの活動皮切りとなる、TEAM Opcebo第二回公演「オヒガンホリデー」。6月25日(金)の初日を目前に控えた会場にお邪魔してきました。


林邦應さん(松本市出身)らが設立した「TEAM Opcebo」は、東京・浅草を拠点に活動していましたが、コロナ禍で昨年解散。松本うらまちに劇団活動の場を得たことから同じメンバーで再結成し、2月25日に第一回公演「​ワラウマネキネコ」を松本の民家から生配信するなど活動を続けてきました。今回は松本で第二回目の公演となります。

一週間前から松本うらまちに泊まり込み、稽古を重ねてきたTEAM Opcebo。初日を間近に控えたこの日、全員で総仕上げへ汗を流していました。

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演劇初心者な私がまずびっくりするのは、役者さんとの”近さ”。息づかい、目に浮かんだ涙の意味や声の迫力もすべてダイレクトに伝わってくる距離感なのです。

非日常的な体験が少なくなってしまったこのごろ、いまここにしかないドラマを「生」で目の当たりにすることで、舞台の世界へ一緒にショートトリップしたような…、目撃者になってしまったような…そんな気持ちにすらなってきます。
(感染予防対策のため、舞台から最前列は十分な距離が保たれています)

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実はこの臨場感あふれる会場、数年ほど空き店舗になっていたショーハプをお借りしています。天井にはシャンデリアが輝き、かつてのうらまちの雰囲気が醸し出されていて、それもまたエモーショナル。ムードをいかした昭和レトロな舞台セットやソファが客席に大変身している様子にも、ぜひご注目ください。

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さてさて、今回TEAM Opceboがお送りする演目は「オヒガンホリデー」。うらまちにある“鯛満の井戸”のほとりに建つ下宿屋・権田ハウスを舞台に繰り広げられる人間模様を描いた胸の奥がキュンとする、おかし切ない小さなラブストーリーです。

本番を控えたこの日は、それぞれの役がどう感情が変化して、それをどのように表現していくかを何度も何度も繰り返し演じながら確認。また、場面転換がなく、流れるように続いていくので、流れや動きについても綿密に最終調整が行われていました。

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宮沢賢治の「やまなし」が登場する本作。個人的にはこどものころ教科書で読んだものの、当時は理解できなくて引っかかっていたことが少し解けたような気がしました。

松本の地名が出てきたり、心あたたまる人間模様だったり…、演劇に馴染みない方も楽しめると思います。
感染予防対策をして、観客をお迎えする準備をされています!

まだ残席ございますので、ぜひみなさまのお越しお待ちしております。


◆日程:
 6月25日(金)19:00~
 6月26日(土)14:00~/18:00~
 6月27日(日)14:00~
◆場所:スタジオ365松本うら町 (松本市大手5-4-4魚長ビル2F)
◆出演:TEAM Opcebo  砂月夏輝 岡田健 大内杜夫 みこえまゆ 春来成実 咲衣 / 名和利志子 (KN WORKS)

◆お申し込み:
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScLeyxAaBpNiEDwUbxDO31g8aVfAQHtGQeyTLHvRVfbWE7-HA/viewform



▼あらすじはこちら

▼MGプレスに掲載されました


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