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FP1級 学科 時事問題の対策  |独学2ヶ月で一発合格⑩

法改正や新制度だけでなく
金融や経済など時事問題の出題もあります。

FP2級や3級でも出題されていますし
当たり前のことが書いてありそうだから
読めば答えわかるんじゃない?と思いそうですが
流石にFP1級学科となると
全部正しく感じるほど難しいです。

日頃から日経を熟読していれば
解けるのかもしれませんが…
お天気予報しか見ない私には、ちんぷんかんぷんでした。

時事問題は
テキストにもさらっとしか載ってないし
範囲が広すぎて対策のしようがない。
それどころか経済指標や景気情報に
金融取引などを絡めて出題してくるので
1級の問題はタチが悪いです。

ただFP1級学科の基礎編は、
まるで外国語を読むような難問もたくさん出るので
まだ読める文章の時事問題は得点したいところ。
捨て問にするには惜しい。
だから何とかしたい。1問でもとりたい。

とはいえ
1級学科の試験範囲すらままならない勉強で
時事問題の対策時間も正直とってられない。

だから、的を絞って
テキスト以外に2つの資料だけ読みました。

① 「生命保険の動向

生命保険協会が毎年発表している資料です。
保険業界の状況やトレンドをまとめているので
個別の保険会社ごとではなく、業界としての動向が俯瞰できます。

例えば
2023年版の冒頭を読むと

個人保険の契約数は増加しているけど
死亡保障より医療保険が増えているので
契約保有高(保険単価)としては下がっている。

生命保険の動向(2023年版)より引用

本文はもっと難しく書いてありますが、
要約するとこんな感じの内容です。
増加や減少の社会背景には触れていませんが
"あ、コロナで医療保険が増えたんだな"と直感的にわかります。

実際の問題文も難しい用語や統計で書いてあるので
パッと読むと???となりがちですが
この事実を知ってたら、理解できそうですよね。

「税制改正大綱の概要」

翌年度以降の税制改正をまとめた文書です。
全文資料もありますが、100ページ以上あり
読んでも難しすぎてよくわからないので
概要版をかじる程度です。

財務省のホームページに概要版もあります。
項目別にアウトラインが書いてあるので
法改正もわかりやすいです。


過去問を解いていると
時事問題で狙われやすいところは
保険・金融経済・税金分野が多めです。

そして「税金」はどの分野にも出てきます。
保険税務や生命保険料控除、金融の課税
法人税の税制措置に不動産の特例、ローン控除
贈与・相続・事業承継などの税務・評価計算
FP6科目を全て横断していると言っても過言ではありません。

ただでさえ、ややこしい制度に
毎年テコ入れしてるんですから、
そりゃ難しくてついていけないです。

でもFP技能士試験は、国家資格なので
ちゃんと知ってますか?みたいな確認を込めて
時事問題を出してくるんでしょうね。

もう全然ついていけてないですが
概要版を読むだけで、ちょっとだけマシになる気がします。

もちろん、ここに書いてあることが
そのまま出題されるわけではありません。
「あくまで背景を知る」程度。

それでも漠然とした広範囲の試験で
勉強の強弱をつける目安になりました。

勉強し始めだと、資料を読むだけでも難しくて
拒否反応が出そうになると思いますので😅
少しFP1級の勉強に慣れた頃、息抜き程度に
流し読みしてみると良いかもしれません。
ご参考になれば嬉しいです。


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