リマインドをしないと仕事が進まないストレス
とあるスタートアップ、管理仕事が苦手な代表。出来ない、やれない、よろしく、ごめんね、が口癖。ここまではよくある話かと思う。MTGでやさしくリマインドをしてみたところ「Zさんのリマインドに1回で対応できるようになったらZさんの仕事無くなっちゃうね」という発言。無言の私。その後冗談だよ冗談などと口走っていたが、「私そういうの冗談だと思わないので」と一言吐き捨て、ブチ切れたままMTGは終わった。
別クライアント。メッセージをいくらメンションしても反応がない。ちょっと面白くなって(なってない)6月27日~毎週1回ずつメンションし、ついに10回目を迎えた本日、やっと連絡があった。私がメンションするのにかかった時間は1分もない。要するに合計10分程度。
ただ私の頭の中には常にその遅延しているタスクがあった。A→B→Cと続くタスクの中でBのタスクが遅延するとAとCの内容を私は覚えておく必要がある。Bの情報が来た際にはAの情報とマージしてCにする必要があるからだ。その脳のキャパは?10分リマインドすればよいという事ではない。
そして私はこのタスクのみを動かすわけではない。会社ごとに20個、×8社(現クライアント数)分が発生している。そう、こんなことをやっている場合ではないのだ。
リマインドしてもやってくれないクライアントの場合取れる手段は3つ。
①強制的にMTGを組み(15分でも30分でも移動中でも可)その場でやってもらう。ただこの方法を取ると私は何も悪くないのにそのクライアントの作業の間を待つという時間の無駄が生まれる。私は何も悪いことをしていないのに同じ時間だけ奪われる。これは窃盗罪だと思っている。
②今回のように無心でリマインドを続ける。Slackならリマインドボットを組むか、ブックマークにしておき週1回程度の頻度でリマインドを続ける。
③タスクが進まないことを書面で了承してもらう。
③の方法は最近編み出した技で、MTGの際に明確に「あなたのせいで仕事が進みません。●●というタスクはあなたのせいで終わりませんが、私はできる限りのことをしていますので責任を負いません」と宣言する。バックオフィスの仕事はやれていて当たり前の仕事であるため、遅延した際のリスクやダメージを正しく認識できていないことも多いのだが、実際には期日を守れなければ追徴課税というケースや各キーパーソンへの連絡が遅くなり信用棄損、会社の存続不可という事にも繋がりかねない大きなインシデントになることが多い。そのあたりの責任感が強いバックオフィス担当者に責任を丸投げし、クライアントサイドは何も気にしない、その状況により被るリスクをきちんと一度説明し、「クライアントが迅速に情報提供しなかったことによる損害に関しては一切責任を負いません」という書面にサインをもらう。
この話を記載しながら、現状契約書面には即日双方の同意が無くてもその場で契約が切れるようにしているが、今後契約書面に上記の条項も盛り込むことを決めた。精神的な負担が改善されそうで嬉しい。
精神的な負担を少しでも軽くしないとやっていけない仕事、それが管理業務だと思う。私は私の仕事のパフォーマンスを上げるためにも全力で戦う所存だ。
自分の意見が無い、ということ
とある税理士インフルエンサーの配信に付き合って2週間(10回目の配信が終わりました)。配信ではアシスタントとして参加しているため、基本的に自分の意見を言うことなく、過ごしているのでnoteにて自分の意見を書こうと思う。
というのも、毎日のように配信をするのであれば当たり前にアジェのストックがなくなる。故に毎日のニュースや世間で話題になっていることをトピックに挙げて自分の持ち得るものさしでお話をしていくことになる。
そこで普段のニュースの見なささに気づいた。当方28歳、女性、日経新聞・X・インスタくらいは見るが、情報をただ「見ていた」というだけで「読んだ・考えた」ではなかった。自分が実務中に疑問点に当たったら、調べる・考えるという行為で記憶に残るが、流れてくる情報を見ているだけで学びは愚か何も考える時間もない。
そりゃ頭が悪くなるわけだと思い、必死に頭を働かせる始末。何か目につくニュースがあれば共に一言を添えてメモに入れる。これが意外と効いた。頭が疲れる。なんとなく思うことがあっても、言語化する、という行為に慣れておらず苦戦。異様に頭が疲れてしまい、普段24時間中16時間㍶の前に座っていられるいる私ですら3日目で頭痛がした。
ただ一方で情報に溢れるこの世の中で考えるという技法が抜けるのは自然だとも思う。全ての情報に対して反応していたらキリがないからだ。
だからこそ、この訓練は良かった。自分のアンテナに引っかかった情報をスキャンして自分の言葉でまとめて一言にする。遠い昔大学入試のの小論文対策で確かやった練習だが、大人になってからの方が立場や所属団体の都合で考えるべき指針が決まっていることが多く、自分個人の頭を働かせる機会が極端に少なくなるため、必要な練習だろう。でないと自分の意見が無くなってしまう。
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