有料noteはどれくらい売れるのか
はじめてnoteを書いたのは、2020年11月のことでした。
そして、はじめて有料のnoteを書いたのは、2022年1月のことでした。
有料のnoteを公開し約1年、どれくらいの人が有料記事を読んでくださったのか報告します。
noteの収益に関する情報
はじめにnoteで「note売上」を検索してみました。いくつかの記事がヒットしましたが大半が「有料note」。有料noteの売上を知るために有料noteを読む、という何とも言えない不思議な状態なのですね。笑
いくつか無料で公開されている記事を読みました。著名な方が多いのか、ファンが多いのか、想像以上の金額を売り上げている方が多い印象です。
掲載している有料noteの記事数も違うと思いますので単純には比較できませんが、urajoの有料noteはまだまだですね。がっくり。
いや、伸びしろたっぷりというべきか?!研究しがいがありますね。
noteの売上
実はあまりにも売れないので、これまでどれくらい売れたのか、きちんと把握していませんでした。noteが売れるとメールが届くのですが、ポツポツ届くメールを見て「久しぶりに売れたな~」くらいの感覚でした。
noteのダッシュボードに「売上管理」というメニューがあって、ここを見るとどれくらいの数が売れたのか確認できます(皆さん、当然ご存じの内容ですね。笑)。
さらに「販売管理」というメニューがあって、ここを見ると「いつ誰が買ったのか」がわかるみたいです(みなさん、当然ご存じですね。笑)。
そしてこの「販売管理」を初めて見てびっくり!!なんと、購入いただいた方に「✉返信する」というメニューがあるではないですか?!
知らなかったです。
購入いただいた皆様、お礼のメールを差し上げずに申し訳ございませんでした。あらためてこの場を借りてお礼申し上げます。ペコリ。
さて、どれくらい売れたのか。
何ともシンプルなグラフですね。ほぼ売れてない!笑
棒グラフが売上個数(左縦軸)、折れ線グラフが累積販売額(右縦軸)です。これまでの累積販売額は8,500円となりました。
urajoは500円の記事を一つ、100円の記事を一つ、合計二つの有料noteを公開しています。折角なので、以下に2つ並べさせていただきました。興味がありましたら、ぜひご購入ください。
「毎月1つ売れたらよい」程度の売上ですが、3月、4月にちょっと増えました。これは、理由もわかっていて、以下の記事がたくさん読まれたからです。
これまでnoteを41本書きました。いつもポチポチしか読まれないのですが、この記事だけはたくさん読んでいただきました。1000view以上/月のviewがあったのは初めてです。
noteの記事掲載をtwitterにもつぶやいているのですが、このnoteのtweetには、約3900view、91いいねをいただきました。urajoのtwitter史上、最大の数になりました(少なっ、って思いますけど。笑)。
ラインスタンプと同じく、興味を持ってもらえるユーザーにどうやってリーチするか?!が最大のポイントのようですね。
話は少しそれますが、みなさん、やっぱり、他人の売上金額には興味津々!ということでしょうか。だから、「note売上」検索で見つかる記事も有料なのか?!納得。笑
この記事を読まれた方が、その流れで、有料noteを買ってくださったのだと思います。ありがとうございました。
収益率でみるラインスタンプとnote
これまでに獲得した金額だけを見ると、圧倒的にラインスタンプの収益が大きいわけですが、売上に対する収益率はかなり違います。
ラインスタンプは、120円で売って、42円、あるいは31円の分配金があります(※税金の話は除外してます)。
つまり、(31円~42円)÷120円=25.8%~35%が収益となります。
これに対して、noteはというと、決済手段によって手数料が異なり、クレジットカードの場合は5%、携帯キャリア決済の場合は15%が決済手数料として引かれ、残りの金額の10%がプラットフォーム利用料として徴収されるみたいです。
つまり、76.5%~85.5%が収益となります。
これだけを見ると、有料noteが圧倒的に率がよいのですが、これとは別に振込手数料がかかります。ラインスタンプの場合は550円(銀行振込の場合)、noteは260円。やっぱりnoteの方が率がよいですね。
ただし、一つ条件が大きく異なる点がありまして、noteに売り上げを貯めておける期間が比較的短く、売上発生から3か月経過すると、強制的に払い出されてしまうのです。
これがurajoのようにほとんど売れないクリエイターの場合に大きな問題になるのです。例えば500円の記事が一つクレジット決済で売れた場合、手元に入ってくる金額は、
(500円×95%)×90%=427円-260円(振込)=167円
になってしまいます。
これを利益率でみると、167円÷500円=33.5%となり、ラインスタンプと同じくらいの率になってしまうわけです。
それなりの金額になるまで、払い出しされずに貯めこめたらうれしいのですけど。。。そういうわけにはいかないのでしょうね。たくさん有料noteを書いて、たくさん売り上げなさい、ということです。笑
有料noteの賞味期限
ところでnoteに書いた情報は時間と共に劣化していきます。この点もラインスタンプとは違う点でしょうか。ラインスタンプは一度作成すれば、流行に乗り遅れたものになることはあっても、それ自体が劣化することはありません。一方、noteは、時間と共に情報が無意味なもの、あるいは間違ったものになる可能性があります。
間違った情報を売ることになれば、買ってくださった方にもご迷惑がかかることになるので、メンテナンスが必要になります。
そんなわけで、有料noteの記事内容の確認と一部アップデートをしました(対象は500円のnoteのみです。100円で出しているnoteは時間経過の影響を受けないものでした)。
すでに購入いただいたみなさま、最新のnoteをご覧ください。
おわりに
urajoは主にラインスタンプクリエイターとしての活動をしていますが、その合間に有料noteによる収益も目指して取り組んできました。
今回、その1年間の結果を振り返りました。
ラインスタンプとnoteというコンテンツの違いはあるものの、研究して改善し続けるという点は共通であり、努力に対して、ある程度の効果が期待できるのではないかと思います。
これからも、ラインスタンプ、noteともに優良なコンテンツを提供し続けていきたいと思いますので、ぜひ応援よろしくお願いいたします。
(この記事のつづき)
この記事には2024年5月に書かれた続編があります。ぜひ、ご覧ください。
(追伸)
この度、urajoはAmazonアソシエイトになりました。Kindle Unlimitedも契約して、気になっていた本の乱読を始めました。インプットが増えるとnoteへのアウトプットも増えるかもしれません。
urajoのクリエイター活動を気に入っていただければサポートいただけると嬉しいです。スタンプを購入いただけると、とっても嬉しいです。