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毎月テーマを変えて楽しく開催 ~うらしまあそびサロンの魅力~

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初回は、2023年から始めた「うらしまあそびサロン」について、振り返っていきたいと思います。


きっかけは、メンバーのひと言から

2022年年末のメンバー会議にて、2023年のウラシマ活動について、みんなで議論している時に、あるメンバーからのひと言です。
「参加者ゼロでも毎月定例でイベントを打っていけば、ウラシマの知名度も上がるかも」
このひと言がきっかけで、おとなもこどもも遊べる場づくりとして、毎月第3土曜日に「うらしまあそびサロン」を定例開催することとなりました。

あそびサロンがスタート!初回は5名も参加!

1月21日に初回の「うらしまあそびサロン」を開催。
あそび道具は、カードゲームやボートゲーム、小型ドローン、iPadアプリなど、メンバーの個人所有のモノを持ち寄りました。
ウラシマのホームページやSNS、市民活動センターのホームページで周知するほか、近隣の児童育成クラブにもチラシを配付しました。
とはいえ、小さな市民団体の一発モノのイベントです。参加者は来ないのでは。と、心配していましたが・・・
当日は、おとな単独が3名、親子が2名と、5名も参加いただきました。
2月も、同様にメンバーの持っている遊び道具を持ち寄り開催し、2組の親子に参加いただきました。
なんとか「参加者ゼロ」は回避できました。

参加者の声から学び、テーマを限定!

「チラシを見ても、何をやっているイベントなのか、わかりづらいです」
参加者の方からのご意見をもとに、3回目以降は、テーマを限定、明確にして、開催することとしました。
3月開催の3回目は、4月に統一地方選があることから、選挙ボードゲーム「赤ずきんちゃんの村」をテーマに開催しました。
「赤ずきんちゃんの村」とは、大学生たちが制作した、ゲームを通じて選挙や投票の大切さを学ぶカードゲームです。参加者は、赤ずきんの物語の登場人物になりきり、村長立候補者の公約をもとに、投票します。誰にとって、一番住みやすい村になったでしょうか。

次の4月開催の4回目は、ウラシマのまち探検アプリを使って、「春を探すまち探検」を企画しました。
が、当日の天気は、あいにくの雨。少しだけ「まち探検」をした後、iPadを使って、交通事故多発交差点マップにコメントを入力する「マッピング作業」をみんなでトライしました。

参加者ゼロのピンチから新たな出会いへ

5月開催の5回目は、「あそびではなく学びを!」ということで「家庭でのSNS等の利用に関する勉強会」をテーマとしました。
が、開始時間になっても、誰も来ない。リーダーとメンバーの2人きりで、SNSの勉強をするか。と思ったところ、1組の親子が参加してくれました。
実は、この時のお母さんは、市民団体「ななめちゃん」として活動している方で、これを機会に、今後いろいろと協力し合う関係となります。

6月開催の6回目は、さっそく「ななめちゃん」とのコラボ企画で、「サイコロトークゲームでお話し会」を開催。
サイコロの出目に応じたテーマをお話しする某番組のサイコロゲームをモチーフに、当日は、老若男女さまざまな世代の方に参加いただき、各テーブル時間を忘れて、いろいろな話題で盛り上がりました。

さまざまな市民団体とのコラボも実現!

7月・8月は、「夏休み若者のためのボランティア」にて学生とのマップ・アプリづくりがあったため、「あそびサロン」はお休みし、9月開催の7回目から再開。
以前からお付き合いのあった「HSP/HSCリンクパートナー」とのコラボ企画で、「カードゲーム×繊細さん」を開催しました。
事前に教えていただいた「繊細さんあるある」をカード化して、繊細さん度を測りつつ、みんなで繊細さんあるあるを共有するコミュニケーションゲームをウラシマで独自制作。
当日は、自称「繊細さん」の方々が集まり、繊細さんあるあるをみんなで笑い合いながら、共有していました。

10月は、青年会議所の「うらやすドリームクエスト」に参加していたため、「あそびサロン」はお休みとなりました。
11月の8回目は、浦安ボードゲーム部さんとのコラボ企画で、「おとなが本気でボードゲームで遊んでみた件」を開催しました。
当日は、浦安ボードゲーム部さんが、30種類ものカードゲーム・ボードゲームをご準備いただき、大人たちが時間の許す限り、本気でゲームを堪能しました。

定期開催の努力が実を結び、ウラシマの知名度が急上昇!

シビックテック・ウラシマの活動を多くの方に知ってもらうため、「あそびサロン」の定期開催を始めましたが、弱小団体の私たちでは、毎月開催はキツイところがありました。
しかし、根気よく定期開催を続けた結果、「浦安新聞」や「浦安に住みたいWeb」などの地元のミニコミ誌に紹介いただくようにより、参加者も徐々に増えてきました。同時に、シビックテック・ウラシマの知名度も少しずつあがり、他の市民団体とのコラボ企画の話しがあったり、活動事例の発表の場に呼んでいただいたり、活動の場も広がりました。

2024年も「あそび」と「まなび」そして「対話」の場づくりを

「コロナの時には、こうやって他の人と話す機会が無かったから、とても新鮮です」
「いつも同じ世代の人としか会話しないから、若い世代と話しができたことが、とても楽しい」
「今日始めた会った者同士で、こんなに話しが盛り上がるなんて、ゲームってすごいのね」
など、参加者から「対話」や「つながり」をキーワードとした感想をいただくことが、とても多かったです。
また、「サイコロトークでお話し会」や「カードゲーム×繊細さん」は、ぜひ第2回目を開催して欲しい。という声もいただきました。
2024年も、2023年の経験をもとに、「あそび」と「まなび」そして「対話」の場を多くの方々に提供できるよう、楽しいネタを考え、「うらしまあそびサロン」を定期開催していきたいと思います。

2023年、「うらしまあそびサロン」に参加いただいた皆さん、ご協力いただいた市民団体の皆さん、イベントの告知を支援いただいた地元のミニコミ誌の皆さん、1年間、本当にありがとうございました。

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