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華恭“カラカラ何かが鳴った”青森支店で19年ぶりのライブ体験

まったくの偶然から引き寄せられるように、華恭ツアー“カラカラ何かが鳴った”青森支店に行きました。
「華恭(はなきょう)」は、アンジーの水戸「華」之介さんと、レピッシュの杉本「恭」一さんのユニットです。
前回、ライブを見に行ったのは実に19年前の札幌でした。その時もブログを書いていたので、今回はnoteに記しておきます。

偶然にも明るい方へ

それは本当にたまたまでした。

家事をしながらYouTubeMusicで大好きだったアンジーの曲を検索したら、アンジー活動休止の後で水戸さんが作ったユニットの演奏が出てきて。
何しろ10代の記憶力に刷り込まれてるから、30数年経った今でもフルコーラス暗記で歌えるわけで、歌ってたら涙が出てきました。

それで、「今、水戸さんはどうしてるかな~?」とTwitter検索したところ。

なんと、翌日に青森でライブがあることが判明!

え、明日は夜に夫が身内の飲み会に行くぐらいで、わたしは何も予定無いのだが??
しかし、中学生息子を土曜の夜に家で一人飯させて、青森市までライブ楽しみに行っていいのか?
うろたえるわたし、14歳の息子に相談しました。
「あのな、母ちゃんが好きな水戸さんがな、あの『銀の腕時計』って曲覚えてる? あの歌うたってる人がな、明日青森市でライブやるんだって」
「へー」
「母ちゃん、すごく行きたいんだが、明日父ちゃんも夜いないんだ。息子、一人になっちゃうけど、行ってきてもいい?」
「いーよー」

あっさり承諾されたので、行くことにしました。

ライブハウスに行くのは、それこそ19年ぶりかもしれない。

青森にはなじみが深い水戸さん

うろたえのままにXにポストしていたら、弘前に来てからおなじみになったフォロワーさんから次々とコメントが来ました。
そう、わたしにとっては19年ぶりだけど、水戸さんはなぜか青森と縁が深く、長年青森のFM番組に出演していたり、24時間テレビの青森中継に出たり、華恭ツアーも青森公演をやっていて、それがDVD化もされています。

記憶があやふやで前回札幌ライブで買ったようなことを言ってますが、実際は翌年に通販で買ってたはずです。同じツアーなので。

直近のライブは2年前だったそうで、noteに上がってるレポをありがたく読ませてもらいました。

わたしが夫の故郷である弘前に来たのは2012年だから、もう12年前です。
当時3歳だった息子も、今年誕生日を迎えれば15歳。
もうすぐ中学校の修学旅行が控えています。
子育てや独立したりの仕事ですっかり情報をキャッチできてませんでしたが、水戸さんはその間も青森に何度も来てたのです。

「いのちをだいじに」青森参戦

前日から華恭と水戸さんのDVDを2本見て予習復習するわたし。
今回は、「倒れずに最後まで楽しむ」ことを目標としました。
前noteに書いた通り先月下旬に初めてコロナに罹ってから、どうにも疲れやすい。

いつもちょっとしたお出かけに持って行くミラーレス一眼を置いて、もし写真を撮る時はスマホでと割り切ります。
荷物は軽くして、早めに現地確認をして、夕食も魚メインにしました。
もしオールスタンディングだったら大変。

ワンドリンクもアルコールは控えました。

さいわい、客席はすべて折りたたみの椅子席でした。

やってもやらなくても最高は最高だった

そして、客入れのBGMが大きくなり、照明が点いて、恭一と水戸さんの姿が!
1曲目はDVDで予習したばかりの「゛(濁点)」。
え、水戸さん、もう60代でしたよね??と疑いたくなるような声量でした。

それからは、もうあっという間の2時間半超えで。
水戸さんが最初のMCで言った通り、
「やろうがやるまいが最高」が約束されていました。

noteのカバー写真は↑のモノクロ版。

客席は女性9割くらい?男性もいました。
2人・3人連れの方もいましたが、わたしと同じくおひとり様もけっこう多く、それぞれ楽しんでました。
アンジーやレピッシュ時代の、客の振りや手拍子、コールの入れ方、わかってる人はたぶん同年代。

通販、ありますかね。調べますね。

号泣する準備はできていた

最初の一曲目でもう、感極まって泣いてたし、そのために開始前から手ぬぐいは出していました。準備万端。ハンカチなんかじゃ足りないんよ。
圧倒的な二人の歌と、かっこいい恭一のギター、ねぇ本当にギター一本ですか?という演奏で、すぐに涙は引っ込んだのですが、「銀の腕時計」歌われると、またまた号泣でした。


セトリを書くには記憶も記録もできてないし、近年の曲を知らないため、覚えている部分だけをメモしておきます

  • ゴキゲンな新曲は本当にゴキゲン。僕の顔をお食べ

  • 水戸さんのお兄さんが喪主挨拶がうまかった話し

  • LINEで「母」と打つとクマが出るのなんで?に対して、母の日だからだよと教えてあげる客席

  • そのためにこれをやりました、とドヤ顔する水戸さん

  • 黒いスーツケースをこの構成で!

  • 水戸さん、付け袖のおこだわり

  • 蝿の王様から、いっしゅん天井裏に行く幻聴が聴こえたけど、華恭なので愛の国でした

  • アンコールでその前フリからの「でくのぼう」は笑いすぎた

  • ちゃんと素晴らしい回収してくれてありがとうございます

続けていてくれてありがとう

水戸さんがさん付けなのに、恭一が呼び捨てなのごめんなさいですが、10代の頃からそうだったので。MAGUMIにもブースカにもさん付けしないじゃない?

とにかく、昨年から10代の頃に憧れた人が他界したり、病に倒れたりの報が多かったので、今回のライブも「推しは推せるうちに推せ!」と自分を鼓舞して行きました。わたしだっていつまで健康かわからないし。

でも、二人のライブは圧巻で、あれだけのパフォーマンスを見せてくれて、カラッと楽しいトークをするのだから、きっとまたすぐ次があるのでしょう。

次は大阪3days、配信もあるそうです

東京、仙台(初)、青森に続いて最後は大阪3daysで締める今回のツアー。
最終日にはネット配信もあるそうです。

しばらく不義理をしている間に、そんなツールも使いこなされて。
わたしも今回でだいぶ行けることがわかったので、これから追いつけるようにキャッチアップしていきますね。


一方、留守番してた中学生は

なお、留守番でひとり飯してた息子氏は……

鶏肉と豆をトマトで煮込んだなんとかいうフランス料理、じゃがいものガレットを作り、バゲットを添えて食べてご満悦でした。

サポートしていただいたお金は、次の創作費用にさせていただきます。ありがとうございます。