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生活者に聞く 「ゆらぎ」との寄り添い方 ~オンライン座談会レポート~

皆さまはじめまして。
今年の6月から「n/36500 by MegRhythm (エヌスラサンロクゴマルマル)」プロジェクトのメンバーに加わった佐々木 将(たすく)と申します。

これまで香林が投稿してきた第一回から第四回までのnoteでお伝えした想いをのせて、「Makuake」というクラウドファンディング型プラットフォームにて「n/36500 by MegRhythm」のページ掲載が、ついに始まりました。

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私がこのプロジェクトに参画したきっかけは、花王社内で仲田さんや香林さんが推進しているプロジェクト「n/36500 by MegRhythm」の存在を知り、「ゆらいでいる自分も自分だから、受け入れて肯定してあげる」という想いや価値観に深く共感したことでした。

私も、ゆらいでいる方々の日々に自分と向き合える時間をつくっていく活動をしていきたい。そんな想いを胸にぜひプロジェクトに参加したいことを伝えたら、メンバーのみなさんは快く受け入れてくれました。

そんな私は、生活者の皆さまがどのように「ゆらぎ」を感じているのか生の声が聞きたくて、6月15日にKao PLAZA会員向けの「ゆらぎの声を語り合う会」を開催させていただきました。

そこでは3名の生活者の方と「n/36500 by MegRhythm」の想いに共感してくださったMCの関本なこさんをお迎えして、オンライン座談会の形式で皆さまと「ゆらぎ」にまつわる様々なお話をさせていただきました。

今回はそんな座談会の様子をお届けするとともに、私が感じた「ゆらぎ」と向き合い生きている方々の想いをお話させていただきます。


ゆらぎの声を語り合う会、スタート!

関本 なこさん(以下、関本さん):皆さま、はじめまして。MCの関本なこと申します!本日は「ゆらぎの声を語り合う会」にご参加いただきましてありがとうございます!

佐々木 将(以下、佐々木):皆さまはじめまして!花王でめぐりズムのマーケティング担当をしている、佐々木と申します。元々ビオレZというブランドで制汗剤や汗拭きシートの新商品開発を担当しており、今年から「n/36500 by MegRhythm」プロジェクトに仲間入りさせていただくことになりました!本日はどうぞよろしくお願いいたします。

オンライン座談会の様子 ※ご本人の希望で一部目元を隠しております。

関本さん:そして本日のイベントでは、皆さまにもお話を伺ってきますよ~!「どんなときにゆらぎを感じるか」や「ゆらぎにどう向き合っているか」など色々お伺いできればと思います。さらに、本日皆さまからお話しいただいた内容が今後花王から産まれる商品やサービスの参考になっていくかも、という座談会でもあります!皆さま、ぜひぜひ積極的に色々お話しいただけると嬉しいです。          

佐々木:皆さまからいただいたご意見から、「ゆらぎ」に寄り添うための商品や体験など、どのようなことを提案すればよいか真剣に考えていきますので、色々なご意見いただければ嬉しいです!

ここで私から、この「n/36500 by MegRhythm」プロジェクトの想いや思想を座談会参加者の皆さまにお話させていただきました。noteをお読みくださっている皆さまには、こちらの記事をご紹介させていただきますね。

テーマ①どんなときに、ゆらぎを感じますか?

関本さん:最初のトークテーマは、「どんなときに、ゆらぎを感じますか?」なんですが…
ちょっと突然「ゆらぎ」と言われても…というところもあるかもしれませんね。

佐々木:そうですね…。少し難しいかもしれませんね。皆さまからお話をお伺いする前に、先日Kao PLAZAのコミュニティエリア「みんなのホーホー」で募集した花王のお題「日常で感じるモヤモヤをいろいろ教えて!」に寄せられた、ゆらぎの声を一部ご紹介いたします。

佐々木:例えば1つ目の声、「何か毎日、自分の事じゃない事で忙しいような気がする‥ゆっくりしたいけど、いざゆっくりってなるとしたい事がない、趣味もなくて。何かモヤモヤ。」こちらについて、関本さんいかがでしょうか?

関本さん:とってもよくわかります…。「ゆらぎ」って、単純に落ち込んでいるだけ、みたいな感じではないんですよね。まさに「なんかモヤモヤ」しているような感じですよね。

佐々木:そうなんですよね。さて、それでは次に、皆さまが日々過ごす中で感じる「ゆらぎ」について教えていただければと思います。

関本さん:では皆さまにお伺いいたします!トップバッターで恐縮ですが…Mさん、お願いできますでしょうか。

Mさん:はい。よろしくお願いいたします。

Mさんのお話

Mさん:私が「ゆらぎ」を感じるのは、何気なくSNSやニュースを見ているときです。特にお子さんに関するニュースを見ると、内容がポジティブでもネガティブでもゆらいでしまいます。

関本さん:Mさん、ありがとうございます!たしかに最近、常にスマホを見ているからか良くも悪くもニュースに触れる機会が増えましたよね…。続いて、Hさん、お願いできますでしょうか?

Hさん:はじめまして。よろしくお願いいたします。

Hさんのお話

Hさん:私は「自分を大事にできていないとき」にゆらいでいるな、と感じます。仕事が接客業なのもあって「他人のために」と考えがちなのですが、ついつい入り込みすぎるとゆらいでしまうので、自分はどうしたいんだろう?って考える自分の時間を取らないとなって思っています。

関本さん:Hさん、ありがとうございます。他人軸で物事を考えていると、つい自分の気持ちを置き去りにしてしまいますよね…。続いて、Oさん、お願いできますでしょうか?

Oさん:よろしくお願いいたします。

Oさんのお話

Oさん:例えば息子が友達関係で悩んでいるとき、お母さんとしてどこまで口を出していいんだろうと考えてしまいます。アドバイスするべきなのかな、でもそのアドバイスがのちのち子どもの重荷になってしまわないかな?とか…。正しい母親像と理想の母親像の間でゆれてしまうみたいな感じで、そういうことをぐるぐる考えてしまうときにゆらいでるなって感じます。

関本さん:たしかに理想の自分というのを意識すればするほど現実の自分とのギャップが見えてきてしまいますよね…。わかります。Oさん、ありがとうございました。

ここまでで、3名の参加者の「ゆらぎを感じるとき」についてのお話を聞かせていただきました。皆さまこの場で初めてお会いして、緊張されていたと思いますが、それでもご自身の感じるゆらぎを丁寧に、自分のことばで伝えてくれました。たとえば理想と現実の狭間でゆれていて、その中で葛藤やモヤモヤを感じているというお話がありましたが、このプロジェクトの想いにも『ゆらぎながら生きている自分を「これも自分だ」』と思えるようになること』という言葉があります。私も皆さまのお話を聞いて、より一層そういう気持ちに寄り添えるような体験をお届けしたいと考えるようになりました。

テーマ②ゆらぎにどう向き合っていますか?

続いてのトークテーマは『「ゆらぎ」にどう向き合っていますか?』です。このパートでは3名の参加者の皆さまがそれぞれ感じる「ゆらぎ」に対して、いったいどうやって向き合っているのか、お話を聞かせていただきました。

Mさん:私はゆらぎに向き合う時に「非日常を体験する」、つまり今の日常を見つめ直す機会をつくるように心がけています。コロナ前は海外旅行に毎月行っていました。そのときに、「こうあるべきと思っていたことが常識でもないんだな」とか、そういうことに気づくようになりました。今の日常とちょっと離れたことをするだけで、新しい視点が生まれるんだと思っています。

Hさん:私は自然がすごく好きなので、自然の中にいると自分に向き合うことができているなと感じています。何も着飾っていないので自然体になれるのでしょうか…?神社とか海外とか、日常から離れてみたりしています。実は最近、そんな風にしてやっと自分と対話ができるようになったと感じています。もともと表面的に見られる自分と周りから見られる自分にズレがある気がしていたのですが、自分と向き合う時間をつくることで「ゆらいでいる自分もいいんだよ」って肯定することができた気がしています。

Oさん:おうち時間が増えたので、家族との会話を通して「今私はこんな風に考えていたんだな」とか「こう思っているんだな」とかが分かってきた気がしています。あとは自分より上の世代の方のYoutubeを見て将来の理想像を思い描いてみたりして自分を見つめ直したりもしています。

3名ともそれぞれ違う「ゆらぎ」を感じていながらも、うまく自分なりの方法でご自身の「ゆらぎ」に寄り添っているなと感じました。自分と向き合う時間や、安心できる人との対話を通してそのゆらぎを客観的に見てみることで、自分の思う心地よさや、世の中の枠組みにとらわれない自分のありかたがわかってくるのかもしれませんね。

テーマ③ゆらぎに向き合うために、どんなモノやコトがあったらいいんだろう?

最後のトークテーマは『ゆらぎに向き合うために、どんなモノやコトがあったらいいんだろう?』でした。社内で議論しているだけでは出てこないようなアイデアをたくさんいただけて、嬉しさと同時に驚き、感動したことを覚えています。やはり、日ごろから「ゆらぎ」に向き合っている方の生の声に勝るものはないなと再認識しました。この記事を読んでくださっている皆さまにもご紹介させていただきますね。

Mさん:2つあって、1つ目はVRをつくっている会社さんとコラボしてめぐりズムVRを開発してほしいです。私のゆらぎとの向き合い方「非日常を体験すること」と、「ひたれる一人時間」の掛け算がVRとめぐりズムのアイマスクでできないかなと思っていました。たとえば温泉の映像を見ながら目を温めて、さらにいい香りもするみたいな…!お風呂の中ってシャンプーをしているときとか、自分と向き合う時間になると思っているので…。
もう1つは女性のバイオリズムにあわせたサブスクみたいなのがあればいいなあと考えていました。温めるべき日にはホットアイマスク、こもった熱を放出すべき日にはひんやりするアイマスクみたいなこともサブスクならできるんじゃないかなと想像しています。

Hさん:温まるとリラックスしてゆらぎと向き合える感じがするので、温める系の商品がほしいです。たとえば耳の中を温める耳栓型の商品があると思いますが、ちょっとした時間でできたりするものがあると良いなと思います。温めるのってふいに「ここってこんな冷たかった」って気づいたりできるし、アイマスクのパッケージにも「ひたれる一人時間」って書いてあって、まさにその通りだなぁと思っています。そういうあたたかさに触れる行為こそが、自分のゆらぎに向き合う時間になっているんじゃないかなと思ってます。

Oさん:私は暑がりなので温める系のグッズは使ったことがなかったのですが、この前の結婚記念日に家族で行ったホテルにめぐりズムが置いてあって、せっかくだしと使ってみたらとても気持ち良かったのを覚えています。気持ちよくリラックスできる感じとか、あたたかな感覚とか…。そういう「非日常を日常に持って帰れる」みたいな体験ができたらとても素敵だなって思っています。あと、もし子ども用のアイマスクがあれば、家族でこの嬉しさを共有できるのになあ…と思いました!

皆さまのお話を聞いて、すごく熱量高く考えていただいているな、とただただ感動するばかりでした。

後日談とはなりますが、実はMさん、Oさん、Hさんからいただいた「自分に向き合う時間をつくる・非日常を体験する・それを持ち帰りたい」というアイデアを参考にして、Makuakeのリターンとして考えている「暗闇茶会」という非日常を体験できる体験会をご提案させていただくことになりました。

…と、今回実施した座談会の様子をお届けするとともに、私がその中で感じたことをお話させていただきました。いかがでしたでしょうか?このように「n/36500 by MegRhythm」は、想いに共感してくださる方々と一緒になって作っていくプロジェクトです。今回だけでなく、今後も皆さまとの対話の場を作っていきたいと考えております。この記事を読んでくださった方、Makuakeで応援してくださった方、「暗闇茶会」に来てくださる方など…。ぜひ、皆さまとお会いしてお話できることを楽しみにしております。

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▶過去の「n/36500 by MegRhythm」note記事はこちら!

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