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好きっていう気持ち / 坂本慎太郎 雑感

本日11月11日は坂本慎太郎氏の新譜の発売日ですね。
他にも色々なミュージシャンの新譜が発売されたのでとりあえず大目当ての今作を購入した後それらもツマミつつMagmaのファーストのアナログが見つかったらいいなぁなどと思いながらいつも行くレコード屋さんに自転車に乗って向かいました。
開店前に着いたのですが開店と同時に入ると必死みたいに思われてしまうぞと考えて開店した1分後に入店。思慮深い私だなぁ。

入店して新譜のコーナーに行くとまさかの無い。そんなワケ無いと思いつつウロウロしましたが無い。この時点で必死感が如実に出ていましたがもう気にしている場合じゃ無い。


すぐお店を出て今度はアルファベット3文字の有名CDショップへ。しかし無い。発売日間違えたか?と思い確認しましたが合っている。なんでだ。こういう時って大体予約分で終わりとか前日に出しちゃって売り切れみたいなパターン。そりゃないよ。

少々泣きそうになりながらも中央線沿いに展開する某レコード屋さんへ。自転車を飛ばしたので少々の汗をかきましたがこれは不安の冷や汗が混じったもの。最後の希望ということで入店したと同時に聴こえたのは今作の音。
めっちゃくちゃホッとしました。お店でかかってたら絶対取り扱ってるよね。というかここは坂本慎太郎氏がマスコット描いたりしてるから無いわけないよね。少々余裕ができて店内をキョロキョロしますが見当たらない。店員さんが全部買い占めちゃった?私が店員ならやりかねない。

オズオズと取り扱ってるか店員さんに尋ねるとおもむろにレジの後ろからヒョイと渡してくださいました。やっと会えたね。万感の思いを込めてお礼を言い購入。店員さんが言うにはまだお店に出してないんですよねとの事。完全に必死だなと思われたでしょうがそんなことどうだっていいのさ。というか他のお店もそうだったのかな。出してよ。
かなりヘトヘトになったのでチラッと物色して帰ろうと思いましたが店内で今作が流れているので聴いてしまい中々帰れない。レコード探すにも曲に集中してしまい散漫になってしまうので最早ただ突っ立って聴き入るという状態。
店員さんも繰り返し流してくれるので今日の世界一DJはあの方できまり。

帰りの自転車は先ほどまでと違い急いでいるワケでは無いのにペダル漕ぐ足が自然と軽くなったのは不思議。


とまぁ購入までの経緯ダラダラ書いて全然今作について書いてませんので多少触れなきゃ。
ジャケットがまず可愛いくて良いですね。音が鳴る場所に人がいないせいか少しご機嫌ナナメと言った感じのキャラクターが象徴的。
音色はもう完全にいわゆる坂本慎太郎氏の音という感じでとっても好み。何しろ温度感が素晴らしい。このジャケットに象徴されているような無人の空間にただ鳴っているという感じが。
コレをよく晴れた昼に店員さんと私しかいない小さいレコード屋さんで聴いたというのも良かったような。その空間にまさに!といった曲。

B面もすげー良いですよ。ムーディーな緩いダンスミュージックといった感じで。これも小さいレコード屋さんに合っていたなぁ。氏の歌はそんなこと歌っていなくても聴くと薄ら希望を予感させる気分になるので素敵ですね。私が今日七転八倒して今作を購入してコレ聴いてるから余計にそう思うのかも。なんとかなる感じ。


結局日記みたくなりましたがまぁ良いでしょう。好きに書けば。だって坂本慎太郎聴いてるからねー。皆さんも是非ー。


それではー。


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