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【日本建築史】舟肘木(ふなひじき)って何?

前回からの続きです.

組物については,平成30年の一級建築士「学科」試験問題に次の知識が問われています.

【平成30年に問われた知識】
組物は斗(ます)と肘木との組合せをいい,肘木が壁から外に二段に出ている組物は舟肘木と呼ばれている.

【解説】
組物は斗と肘木との組合せをいい(コチラ),柱の上に舟形の肘木を置く最も単純な「舟肘木」という.

舟肘木

舟肘木がさらに進化し,肘木が壁から垂直に突き出すようになった.これを出組といい,肘木が壁から外に二段に出ている組物を「二手先(ふたてさき)」,更に1段外へ出したものを「三手先(みてさき)」という.

三手先組物

【解答】×
 続く

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