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【製図】PC梁のプレテンション方式の搬入騒ぎ
大スパンに対応する際のPC梁ですが,PC鋼材によって,コンクリート梁にあらかじめ圧縮力をあたるものです.現場でコンクリートを打設した後で圧縮力をかけるのがポストテンション方式,工場でコンクリート梁を制作し,その際,事前に圧縮力をかけておくのがプレテンション方式です.
参考ページは,コチラ.
製図試験対策としては,ポストテンション方式で対応してください.その場合,PC梁のどちらか一方の端部が外壁側になければ,コンクリートを打設した後で,圧縮力をかけれません(=テンションをかけれない).
もし,端部が外壁側になければ,プレテンション方式(プレキャスト方式)のPC梁を採用しますが,工場からトレーラーで工事現場へ搬入するため,長さに限りがあります.製図試験対策としては,11m程度にしておいてください.平成23年本試験課題「介護老人保健施設」の標準解答例1で採用されています.この解答例のように,小梁は,PC梁と平行に架ける点にもご注意ください.その時の小梁は,500×800のサイズにしておいてください.
↓の感じで現場への搬入は大変なんです.尚,PC梁の長さが長すぎると,道路を曲がりきれません.
![](https://assets.st-note.com/img/1662795008743-v1Se3tQtKM.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1662795037115-qwx3wyEkcm.png?width=800)
↑画像は鉄骨の現場搬入ですが,工場制作したプレテンション方式のPCの現場搬入も同様です.
ちなみに,プレテンション方式は,学科試験で勉強されたはこだて未来大学で採用されています.コチラ.
![](https://assets.st-note.com/img/1662795581335-ph2PCKOrxb.png?width=800)
以上
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