KIMURA Yukiko

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2012.11/15

スタジオの事務所ですれ違いざまに、大事そうなことを吐き捨てるように言うので、なにごとかと聞き返す。よくよく聞けば、御大が、 「凹はだめだ、違う、そうは作るな。…

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9年前

2013.03/08

#夢 #夢記 急カーブのはじまりから緩やかな上り坂になり、霧が立ち込め、曲がり切ってしまうと視界は白に覆われた。それまで車内に充満していた苛ついた気配は、霧の濃…

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9年前

2012.11/30

#夢記 #夢 横浜駅行きの急行バスが1時間に1本出るので、それに乗りたい。時間の余裕をみてバス停へ向かう。今、歩いているサンルームの廊下は延々とつづき、所々開け…

KIMURA Yukiko
9年前

2012.11/15

スタジオの事務所ですれ違いざまに、大事そうなことを吐き捨てるように言うので、なにごとかと聞き返す。よくよく聞けば、御大が、

「凹はだめだ、違う、そうは作るな。」

と、そのようなコメントをしていたのだと言う。それはとても大事な話なので、ご本人から直接聞きたかったのだが。

2013.03/08

#夢 #夢記

急カーブのはじまりから緩やかな上り坂になり、霧が立ち込め、曲がり切ってしまうと視界は白に覆われた。それまで車内に充満していた苛ついた気配は、霧の濃さと反比例するように消え去った。車の中まで霧が入り込んでいるのかもしれない。運転手が誰なのか、まだ彼がハンドルを握っているのか、助手席からはもう見えない。

2012.11/30

#夢記 #夢

横浜駅行きの急行バスが1時間に1本出るので、それに乗りたい。時間の余裕をみてバス停へ向かう。今、歩いているサンルームの廊下は延々とつづき、所々開け放たれた大開きの窓からは、冬と春の日差しが交互に降り注いでいる。バス停に着く頃には初夏になり、時計台を見るとあと5分。汗ばむ陽気。停留所に滑り込んできたバス、きっとこれだ。飛び乗ったはいいが、どこ行きなのか、行き先掲示には出ていなかっ

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