拉致問題に関して、会社の取り組みとしては否定したが、ラウンドワン株主総会
質問:質問の前に今多くの会社が株主総会の様子をインターネットのストリーミング放送で配信しております。新NISAで株を購入する学生も増えています。東京でも(説明会を)やるということですけど、是非取り組まれたほうがいいと思います。質問なんですけど、人権に関する取り組みということで拉致問題の啓発に取り組まれたらいいとのではということなのですけど、社会問題として人権として日本で一番話題になっているのは拉致問題だと思いますけど、拉致問題は多くの方々が署名活動をされていて、1800万署名集まっている。そこまで関心の高いことというのは他に無いと思います。15%の方々が関心がある。ファンを増やしたいとこうとを書かれている中で、拉致問題の啓発活動をされれば、銀座のデパートで拉致問題の啓発の展示会をやったらかなり盛況だった。お客様でも例えばUAゼンセンがラウンドワンを使われてるのですけど、UAゼンセンは600万署名を集めている。そういったことから考えると単に社会的貢献ということだけでなく、集客効果、あるいはお客様との共感性というものが得られるのではないか?ポスターの一枚でも貼れば我々は拉致問題について考えてます、そしてSNSで発信すればお客様の共感を得られるだろう。テレビ新聞などのではなく、お金を掛けないでの広告効果があるのではとうことでご提案させて頂きました。(拍手有り)
司会:拉致問題は小学生でも多少は教えているだろうし、ここでいらっしゃる大人の方々は皆理解はしていると思います。(拉致問題についての内容の話)
以下要約
・1800万署名は決して少なくないが、片方ではめちゃくちゃ少ない数字だと思いました。
・ラウンドワンとして積極的に取り組むことで集客につながるとは思ってません。
・北朝鮮から拉致の方々を取り戻すとうことは専門的な方々がずっと取り組んでことだと思う。
・戻ってきてほしいとうのは事実だが、専門家がやってること、我々に出来ることはそれを名言した政治家に一票入れることしか出来ない筈。
・拉致だけが日本国民を救うことだとは思わない。それは有権者がどういう判断を持ってやっていくか?とうことで決めること。
・一企業がこれをもって、最終的に共感を得て集客につながるだろうという提案に対しては私は反対であります。
<備考>
ホールを借りての総会。参加株主は数百名。
ある意味、このようにきちっと根拠を示して反対というのは、逆に拉致問題についてしっかりと考えてる裏返しである。単に事なかれ主義的に貴重なご意見ありがとうございましたということよりよっぽど拉致問題に対して真剣に考えていらっしゃると思います。このような回答をされたことには、残念と思っている反面その勇気には敬意を評したいと思います。