サイバーセキュリティのチャイナ・リスクについて、あさひ株主総会


質問:サイバーセキュリティについてお伺いしたいのですけど、ロシアウクライナ問題でロシアのハッカーがサイバー攻撃を仕掛けてくる。米国ではファーウェイを中心とした中華製電子機器を使わない。日本でも政府としてサイバーセキュリティに対して能動的な対応を取るなど、サイバーセキュリティに対して社会的意識が高まっているという中で、当社としてもデジタルIT基盤の強化ということの中で、サイバーセキュリティというものの前提の上でそのようなものが成り立っているだと思うのですけど、そういったところで、基幹システムの再構築ということでどのようにサイバーセキュリティを管理しているのか?例えば使用する電子機器、例えば中国製のものだと、サイバーセキュリティに対して脆い部分、セキュリティーホールみたいなもの、バックドア等がある。特に地政学的リスクで中国が台湾進行するような想定が考えられている中で、中国からのサイバー攻撃ということも考えなくてはいけないだろう。中国との取引もあるが、必要に応じてシャットダウンも考えなくてはならないだろう。ということも含めて、どのようなサイバーセキュリティの対策をとられているのか?ということをお伺いできればと思います。
司会:(質問復唱)。只今のご質問については担当からご説明致します。
担当:ご指摘の通りサイバーセキュリティは重要なポイントとなっております。重要なシステムは二重化三重化しております。又、ファイアウォール、24時間体制での監視をしており、なにか動きがあればすぐに連絡があるようにしております。ただ、外部のリスクが進行しておりますので、外部の協力会社のお知恵をお借りしながら基幹システムの再構築を進めていと思っております。
<備考>
イベントホールにての開催で、参加株主は数十名。
土曜とうこともあってかなりの人数が参加されてました。
株主総会の様子は後ほどオンデマンド配信ということだったのでリアルタイム配信をするべきという質問は控えておきました。
私の質問に対しての答えは当たり障りのないところでの回答ということになりましたが、その後、中国の人件費が高騰していること、円安になっているということからサプライチェーンを中国以外もしくは国内回帰しては?という質問もありました。残念ながら部品調達がすでに国内ではできなくなっているということから国内回帰は難しい感じでしたが、そういう質問が出るようになったのは、脱中国という面ではいい傾向であると思います。

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