質問の趣旨がずれないように、丸井グループ株主総会


質問:ダイバーシティに関わってくることになってくると思うのですけど、当社女性の役員、執行役員もいらっしゃって、女性の従業員も多くいらっしゃると思います。お客様も女性のお客様が沢山いらっしゃるという中で、女性が働くあるいはお買い物とかでのお客様を含めて、着替えたりとかお化粧を直したりとかの女性専用スペースは働く上であるいはお買い物をする上で必要になってくると思います。昨今LGBTQという話の中で心が女性なのですけど、体が男性の方が入ってくることに違和感や恐怖心を持たれている方がいらっしゃる。LGBTQの教育はお答えいただくか無くても結構ですし、女性の役員とか教育とかお答えいただかなくても結構ですので、女性の権利、スペースを守ることの必要性を認識されているのでしょうか?それをまもっていくのか?どういう施策で守っていくのか?ぜひこれは女性の役員の方3名いらっしゃるので、その方のお声を頂ければと思います。
司会:女性、場合によってはLGBTQを含めたダイバーシティ、社内だけでなくお客様を含めてどのようなことを行っているのか?どんなことを行っているのか?そんな質問でよろしいのでしょうか?
質問:いえ。女性の権利を守るということに対してどのようなことをされているのか?LGBTQの理解とか女性の昇進とかは結構ですので。それがないと歌舞伎町であったのですけど、全部誰でもトイレをつくって結局女性のお客様がいらっしゃらなくなってしまった。女性は女性で分けなければいけないのが私の認識です。会社としてそれをどのように認識されているのか?ということをお伺い出来ればと思います。
司会:はい、了解です。
司会:先ずは担当の取締役がお答えして、補足で女性の取締役からお答えさせて頂きます。
担当役員:設備の件をお答えさせていただきます。象徴的なものはトイレだと思いますけど、私共22店舗あるのですけど、店舗と本社にはみんなのトイレが設置されております。男女別トイレとは別にみんなのトイレが設置されておりまして、完全個室になっておりますので性別とか障害の有無に関わらずどなたでも安心してご利用して頂けるトイレが設置しておりますので、そちらをご案内させていただいているという次第でございます。簡単ですがご回答させて頂きました。
女性役員:私は女性のウエルビーイング、権利が大切だと思っております。当社でも女性のウエルビーイングに力を入れておりまして、女性の健康検定?を600人ほど取っておりましてこれから全管理職に資格をとってもらって先ずはしっかりとリベラシーをつけた上で様々な事業にも活かしていきたいと思います。
司会:当社では先程申し上げた通りすべての人がすべての人が幸せを感じられるインクルシブな社会をステークホルダー様とともに作るということで、あらゆる差別とうことに反対していくというということで、特に女性の活躍につきましても以前から力を入れておりますのでどうか期待をしていただきたいと思います。
<備考>
丸井本社のホールにて開催。参加株主は100名オーバーか?
質問の際に、LGBTQの対応とか女性の活躍の方面に回答が向かいそうなのを、修正して男女トイレとみんなのトイレと分けるということの回答が得ることが出来ました。
女性役員の回答はやや理念的な方向でしたが、とりあえずは女性の権利を守るということの方向だったので良かったかとは思います。
ただ、最後の司会の回答があらゆる差別に反対という言葉が出たのはちょっと引っかかります。

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